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砂漠の国の住民はわんこを好みません。
車で走っている前を野良犬が横切っていたら、避けるどころか、加速して轢いてしまうほど嫌いなんだそうです。

が、外国で暮らしたことがあったり、外国人と付き合いがあったりして、わんこが好きな人も徐々に増えているようです。

大輔と姫、先日は15、6歳の女の子の集団に囲まれました。
きゃぁ~!と歓声をあげて走ってきて、写真を撮らせて下さ~い。
いいですけど、と言うと、わっと取り囲んでピースサインを出して、記念撮影。
それだけで終わるのかと思ったら、今度はひとりづつ。
大姫に触れられる子もいますが、近づくと後ずさりする子も。
目をまるくして、「犬に触ったのって人生で初めてなの~!」という子もいました。
でも、どの子も礼儀正しくて、良い感じでした。

こちらの女性はティーンエージャーでも写真を撮られるのを極端に嫌います。
写真が公開でもされた日には一族郎党の恥辱になってしまうのだそうです。
その感覚は全く理解できないのですが、私が撮るのはまずいよな~と、
撮影大会の様子をカメラに収めたかったのですが、ぐっと我慢しました。
仲間内で写真を撮りあうのは問題ないようですけれど。

大輔も姫も良い子で、差し出されるカメラの被写体になっていました。

少しはわんこの地位向上の役に立てたかな?

Shiba Cafe 

大輔くん、今月初めに朝いちばんに散歩に連れてけ~とヒーヒー言い、同じ場所に一目散の日々が続きました。
わんこが希少なこの国で、まさかヒート中の女の子がちかくに?

月の半ば頃、ブラジル人の知り合いと離していたら、ウチの子がヒート中だったんだよね~。
もうヒートが終わっちゃったけど、次回はお見合いさせるんだ~と嬉しそうに教えてくれました。
その子か、原因は!
シャーペイの女の子だそうです。
散歩時間が違うようで姿を見たことはありません。

そして、それから1、2日してその子の匂いが消えたのか、大輔は元どおりに朝寝坊わんになりました。