お花見旅行

お花見をしに日本に帰っていました。
3月初め頃、寒かったので東京の桜の開花は遅れて、見ごろは4月11日頃との予報だったので、それで計画を立てていたのですが、3月末には気温が高くなって、結局開花は28日頃でした。
4月4日に東京に着くころには散ってしまっているのではとヤキモキ。

ヤキモキしている間にソウルの桜も満開に。去年と同じく米軍基地の桜です。
やはり開花は3月末でした。普通は東京よりずっと遅れて咲きます。
3月に開花したのは観測史上初めてだそうです。

seoul

東京に着いて、桜が散っていないのを確認しててホッとしました。
「世の中に絶えて桜のなかりせば。。。」と在原業平が詠んだのは千年以上昔のことですが、こんなに月日が立っても人に同じ思いを抱かせるとは、桜の花というのは大したものですね。

東京の桜。待っててくれてありがとう。

tokyo

桜が散ってしまっていると悲しいので、伊豆高原のバスツアーも予約していました。
母と一緒に小旅行♪
お花見をして、フレンチレストランに行くというちょっと贅沢なツアーでした。うふふ。
こちらは大室山の山麓にある桜の里。
約40種類の桜があるそうなので、東京の桜は散ってしまっていても、ここではどれかは咲いているだろうと期待していました。
ソメイヨシノが満開~♪

omuroyama

こちらは伊豆高原駅前から続く桜並木です。
この日は晴れたり、曇ったりしていたのですが、ここへ来て雨が降り出し、おまけに雹まで降ってきました。
それでも桜は美しいのです。

izukogen

そして、東京都内はほぼ葉桜になってきた11日、多摩地区ではまだまだ花が健在でした。
そんなに気温に違いがあるなんて知りませんでした。
桜よりも会えて嬉しかったのが、こたことりん♪。。。と飼い主のみほさんと小米花さん。
楽しいランチと桜の公園でのお散歩は花見旅行の素敵なフィナーレでした。

kotakotorin
小米花さん、みほさん、ありがとうございました!

おまけの富士山。
伊豆高原から帰ってくる時にくっきりと見えました。
富士に桜。。。日本満喫~♪

fuji

合掌造り集落

今年は真面目に更新するぞ~と思っていたのに、また間が開いてしまいました。
ラオス旅行を計画中です。
行かれたことのある方、旅の情報お待ちしています。

高山の続きです。
合掌造り集落は白川郷だけと思っていたら、周辺のあちこちにあるのですね~。

gasshozukuri
ひとつひとつの家が大きいのは作業場を兼ねていたからなのだそうです。
こちらは白川郷(たぶん)。

big house

通行禁止の看板を無視して坂を上がるカナダ人一行。
高台からの「合掌造りの風景」ショットを狙っています。

do not pass!
日本に行く前に足を挫きました。
歩けはするのですが、なかなか腫れが引かず、雪の坂道散歩は無理だったので、下で待ってました。
看板無視犯の3名は「木が邪魔で家が見えなかった~」、、、でした。

この日の泊まりは合掌造りの民宿でした。
白川郷ではなくて五箇山。白川郷から車で30分ほどの静かなところです。

連れのカナダ人カップルにとってははじめての畳経験です。
それが合掌造りの家だなんて、ちょっとすごくありません?

囲炉裏もあります~。
畳に座って食べるのは辛いけれど、雰囲気最高~。

irori

こきりこの里、五箇山の家々はその昔は加賀百万石の支配地で、鉄砲の製造にあたっていたのだそうです。
秘密を守る為に交通が制限されていたとか。
静かな村に歴史あり~。

朝、宿のご主人が家をぐるっと案内してくれました。
下の写真は屋根を中から見たところです。
釘を使わずロープで締めてあります。

roof
合掌造りを堪能したお宿体験でした。

民宿 弥次兵衛
富山県南砺市上梨
0763-66-2639

新幹線が動かなかった日

1日だけ実家に泊まって、3日には福岡から来るカナダ人の友達カップルと名古屋で待ち合わせ、高山に行く予定でした。
4人とも外国人向けの7日間JRパスを買ったので、のぞみとみずほ以外の新幹線が7日間乗り降り自由です。
友人カップルは福岡から大阪で乗り換え、そして名古屋でまた乗り換えです。
長時間なので、前日にもっと近くまで移動したらと言ったのですが、カナダではそれぐらいの距離は何でもないから大丈夫~という答えだったので、そういうことになりました。

3日の当日、実家から山手線に乗ろうと駅に行くと、

 

、、、止まってます。

 

は?山手線が止まるなんて?あるんですか?新幹線に乗らないといけないんですけど、他の線は動いてますか?

 

、、、全部止まってる!!!???

しかも新幹線も!!!???

有楽町のJRの線路沿いの店が火事で、線路上で消火活動をしないといけない為に電車が通れなくなってしまったのが原因。
ですが、その為に有楽町を通るJR線はおろか、福岡から来る新幹線にまで影響が出るなんて!
この日は結局新幹線その他が遅れに遅れ、新幹線の中で一夜をあかした人々もでたぐらいでした。
途中で折り返し運転をするとか、もっと何とかならなかったのかと思います。
普段あまりにスムーズに電車が通っているので、いざ事故となるとすばやい対応ができないのかもしれませんね。

私達はと言うと、ひかりが軒並みキャンセルになり、のぞみにはのれず、、、こんな事態なのでのぞみに乗れませんか?と聞いてみたのですが、拒否されました。融通がきかないJRメ!

仕方がないのでこだまで名古屋を目指しました。
一方の福岡組ですが、日本初めてで、もちろん英語しかしゃべれません。
めちゃめちゃ心配、、、

予定した列車には乗れない~とメールがきました。
何とか遅いのに乗ってまず大阪を目指すことに。

私達は予定より1時間弱の遅れで名古屋に到着。
名古屋駅、ラッシュアワーの新宿のような混み具合で、みどりの窓口は長蛇の列。
福岡組を待たずに高山まで行ってしまうことにしました。
福岡組にはメールで、乗り換えの指示を。
多くの人を搔き分けて11番線を目指すんだよ~、3号車が自由席だよ~。

 結局、福岡組は予定よりも4時間遅れで高山に到着しました。
日本人でも新幹線に乗るのに苦労したこの日、日本初めてのカナダ人ふたりが3本の列車を乗り継いで福岡から高山までたどり着いたのは、大したものですよね~。

着いて直ぐに素敵な居酒屋で食事、そしてスパホテルで温泉。
お疲れ様~。

で、高山ですが、
Takayama

良い町です。
思ったよりも観光客が多かったですが、有名な通りを1本外れると静かでした。
雪もうっすらとつもったりして、風情がありました。

Takayama Temple

朝市も行きました。
写真は普通のお店ですが、通りの反対側に朝市がずら~っと出ていました。

morning market

こちらは杉玉。杉の葉を集めて玉状にしたもので、造り酒屋で新酒ができた時の軒先に吊るされるのだそうです。

sugidama
昔はただ杉の葉を吊るしていたのが、段々葉の数が多くなってきて、ついには丸の形になったとか。
以前はそれぞれの酒屋さんで作っていたのですが、今は杉玉を専門に作るお店があるのだそうです。
高山は造り酒屋が多くて、試飲もできます。
立ち寄った1軒のお店で教えてもらいました。

ハプニングはありましたが、久しぶりの高山、やっぱり良い町でした。

初詣

新年になった~と思ったら、あっという間に1月も半ばですね。
去年の12月半ば過ぎにオタワのお向かいさんだった友人カップルが遊びに来ました。
ソウルで10日間ぐらい滞在した後、その友人カップルは釜山に行き、そこからフェリーで福岡へ。

私達は1月2日に東京へ行き、3日にそのふたりと名古屋で落ち合って高山と京都に行く計画でした。
2日には初詣に。
初詣なんて、本当に久しぶり♪
この先も次はいつできるかわかりません。 とても貴重な機会です。

hatsumode

行ったのは実家の近くのこのお寺。
後ろの東京タワーと妙にマッチしていますね。

zojoji
お参りをして、おみくじを引いて、破魔矢も買って。
ダンナと一緒に来てくれた妹夫婦と、晴れ着姿もちらほら見かける境内で、お正月の雰囲気を堪能しました。

この初詣には、密かな目的があったのでした。
それは、これを買うこと。

omamori

ペットのお守りです。

健脚健康
交通安全
延命長寿

うんうん、全部かなえて下さい~。

帰ってから早速首輪につけました。

dai

鈴が一緒についていて、チリンチリンとややうるさいのですが、ガマンしてもらいましょう。

hime

日本の仏様、韓国までがんばってご利益を与えて下さいませ~。

旅に出てました

この子のいるところに行っていました。

kita kitsune

可愛いキタキツネ。
色が柴に似てますね。

帰りのフライトがキャンセルされてしまったので、旅行期間を1日延長しないといけませんでた。韓国の安売りエアラインを使ったのですが、行きも帰りの便もそれほど混んでいなかったので、お客が少なかった為にキャンセルされたのかも知れません。
おかげで、8泊9日で北海道を満喫してきました。

大の北海道びいきになって帰ってきました。
詳しいレポは後ほど~。

山の映画祭と音楽祭

またもや旅に出ていました。
今回の目的はふたつの山のお祭りでした。

ひとつ目はウルサン(蔚山)の近く、ウルジュぐん(蔚州郡)という所で開催された「バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバル」。

バンフといえばカナダのロッキー山脈観光の中心地とも言える場所ですが、それとウルジュがどういう関係?
バンフでは毎年山にちなんだ映画を集めた映画祭が行われています。 そこで公開された映画の中でも良いのを選び、それが世界各地で公開されているのです。

ulju

オープニングの日は短い映画が9本でした。
ヘリスキー、カヤックでの滝下り、山肌の岩の狭い割れ目に手足や身体をよじ入れて登るクラッククライミング、五体満足な人でも難しいロッククライミングにいそしむ身体障害者達、などなど、びっくりする映像が次々にでてきて、時間を忘れました。

日本では9月7日から乗鞍の他、各地で開催されます。
興味のある方は是非どうぞ。
http://www.banff.jp/

映画祭はとても良かったのですが、それと同じぐらい良かったのがこれです。

makkoli
マッコリ~♪

去年の原子力サミットの乾杯に使われたのだそうです。
ウルジュが誇る手作りマッコリです。
今まで飲んだマッコリなんて、マッコリじゃなかったと思うぐらいの美味しさでした。
甘くないし、変に炭酸もきつくありません。
まろやかなのに、すっきりとした味わい。
ダンナのオフィスのカナダ人のひとりがマッコリに凝っていて、ソウル中のマッコリバーで飲みまわり、その挙句に自分でも作ってしまうほどなのですが、その人にもらってきた3本のうち1本をあげたら、「今まで飲んだ中でいちばん美味しい」と言っていました。

マッコリは甘いから好きじゃないと言っていた、お酒好きのウチの妹に飲ませてあげたい~と思ったのですが、残念ながら冷蔵庫で15日しかもたないそうです。

マッコリ好きのカナダ人も太鼓判を押すこのマッコリはここで買えるようです。
が、サイトはすべて韓国語です。
http://boksoon.com/new/main.html

ウルサンに2日滞在後、車で2018年の冬季オリンピック開催予定地のピョンチャン(平昌)に移動。
、、、ですが、韓国人も日本人と同じく、同じ時期に一斉に夏休みを取るのです。
それが、8月の1週目と2週目。
7月にウルサンよりももっと遠いナムヘに行った時には5時間弱で行けたので高をくくっていました。
ところが、ソウルからウルサンは7時間、ウルサンからピョンチャン(ソウルよりも近い)までは6時間半かかってしまいました。
恐るべし、夏の旅行シーズン(泣)

気を取り直しまして、ふたつ目の山の祭りです。
こちらはクラシック音楽祭です。
great mountain music fest

主催者のひとりが知り合いのチェリストで、その人の演奏を聞きたかったのですが、6時間半かかってたどり着いた時には終わっていました(涙)
ですが、その後、全部で5つのコンサートを聞くことができました。
涼しい高原での音楽祭は最高!

ちょうど最終日にあたったので、お祝いのディナーにも誘ってもらいました。

festival dinner

ホテルの前に人工の島があり、そこでスピーチやら乾杯をした後に橋を渡った所にしつらえられたテーブルで夕食。
優雅なひとときでした。

ナムヘ

南海にある島、ナムヘに行ってきました。
今まで行った韓国各地の中で、いちばんきれいな場所でした。
美しい海を背景に棚田が広がるこの風景に癒されました。
namhae terraced rice fields

島と言っても、本土と橋で繋がっています。
ソウルから車で4,5時間ほど。

泊まろうと思っていたホテルが満室だったのですが、海の見える小さなペンションを見つけました。

pension

夕食はテラスでバーベキュー。
キッチン付の部屋だったのですが、炊飯器はあるのに、食事用のフォークとナイフが無く、箸があったのが韓国風。
宿の人がサービスですーとキムチセットを持って来てくれました。
ソーセージと野菜色々、コーンにキムチ!
こういう組み合わせははじめてかも(笑)

BBQ

きれいな空気と海と棚田、それだけの場所なのですが、それが良いのです。
人気上昇中のようで、ペンションがいたるところに建っています。
泊まったペンションも10ヶ月前ぐらいに開業したそうで、まだ一部建築中でした。

名物はニンニク。
ニンニク大国の韓国のニンニクの名産地ですから、こ~んな風景は当然のこと。
一袋で韓国の平均家庭の1ヶ月分、他の国では3年分?!、、、などと勝手な推測です(笑)

garlic

ニンニク博物館もありました。
残念ながら閉まっていました。
開いていてもたぶん展示はすべて韓国語でしょう。

garlic museum

こんな砦を見つけました。

fort

1597-98年の日本の侵略の際に建てられたものだそうです。
日本の侵略って?何のこと?と帰って来てから調べたら、秀吉の2回目の朝鮮侵略、慶長の役でした。
日本人として、こういうの見ると複雑なのですが、すみませんねーとしか言いようがありませんねぇ。

韓国人は済州島が大好きですが、私はナムヘのほうが数倍きれいだと思います。
日本の地方の村のように、ここでも若い人々は都会へ行ってしまって、
過疎化が進んでいるようですが、変な観光開発が進まずに、このままの風景がいつまでも残っていますように。

rice

ナムヘはよかったけれど、大輔&姫の待つ我が家はやっぱり最高~!

dai

伏見稲荷

京都駅から目指した場所はここ、伏見稲荷です。
伏見稲荷は旅行を計画している時の必見サイト、トリップアドバイザーの京都の名所でいちばん人気の場所です。
ちなみに2位は永観堂、3位金閣寺、4位清水寺と続きます。
日本人が行く人気のスポット順とは違いがありますよね?
世界各地からの旅行者に愛されている伏見稲荷に行ったことがないなんて!
ということで、行ってまいりました。
(実は永観堂にも行ったことがありません。汗)

いなり駅は京都駅からJR奈良線でふたつ目。

fushimi inari

本殿もきれいですが、人気なのはうねうねと続く鳥居の列です。
鳥居の裏側には奉納者の名前と日付が刻まれています。
torii
面白かったのですが、暑すぎて、途中で引き返すことにしました。
春秋がベストシーズンです。

各地から移転されたお稲荷さんが集まっている場所がありました。
建物の改築などで居場所がなくなったお稲荷さんが、総本山に移されているのでしょう。
母と一緒に全部のお稲荷さんで鈴を鳴らしてお参りしました。
こちらのほうが鳥居の行列よりも印象的でした。
外国人との感性のちがいかな?

oinarisan

狐って柴に似てますよね?
お稲荷さん、大輔と姫のこともよろしくお願いします!

お稲荷さんにお参りしたので、お昼はこれで決まりです。
きつねうどんに稲荷寿司。
売店でレトルトの稲荷寿司用のおあげも買いました。

inari zuzushi & udon

いなり尽くしの小旅行でした。
、、、伏見のお酒の小瓶も買ったのでした。
柚子味。
今、冷蔵庫で冷えてます。うふうふ。

再びただいまぁ~

1ヶ月前に帰ったばかりだったのですが、身内に不幸があって、再び日本へ。
お葬式当日の大阪は記録破りの37℃!
黒の喪服着用の日本の習慣が少々恨めしかったのでした。
ちなみに北米にはそういった習慣はなく、地味な服なら何でも大丈夫です。

少々不謹慎かとは思ったのですが、せっかく行ったので半日だけ京都へ。
古都、京都の超近代的な駅にびっくり。
町と駅のコントラストが何だか嬉しいですね。

kyoto st

そしてこちらは、柴友、愛ちゃんママさんにお付き合いいただいて行って来た東京駅。
きれいになった東京駅を見たかったのです。
大都会東京の駅はクラッシック。

tokyo st

意図的にこうなったのかどうかはわかりませんが、全く雰囲気の違うふたつの駅、しかも両方とも町の様子と正反対です。
こういうのいいなーと拍手(心の中でひそかに)でした。

さて、こちらは我が家のプリンス大輔くん。

dai
私が旅立つ日には朝からずっとまつわりついていたのに、いざ出発という時には拗ねて見送りにもきてくれませんでした。

私が旅行している間、ダンナは3週間の出張中。
どちらかが居ると安心なのですが、タイミングの悪いこと。

大輔は私がいない間中、毎日ドアの前で帰りを待っていてくれていたのだそうです。
安心して疲れが出たのか、今日はご飯も食べずに爆睡です。
長い旅は、大輔&姫が心配で、できません~。

姫は、大輔さえ居れば、私達が居なくても大丈夫。
今日もどこかへ雲隠れして見当たりません。
女の子のほうが独立しているのかも。

ここはどこ?

ちらっと日本に帰ってました。
ダンナの誕生日祝いを兼ねて5日だけ。

ラッキーなことに、滞在中に神田明神のお祭りがありました。

matsuri

町内を練り歩くお神輿を見ながら、大混雑の境内へ。
ラムネを飲んで屋台を冷やかして。

mikoshi

お天気にも恵まれて、短かったですが良い滞在でした。
帰る度に思いますが、日本って本当に良い国です。
次回はそれほど間をあけずにと思っています。