新しいブログを開設しました。
どうぞ遊びにいらして下さい。
閉店します
あと2日でカナダに引っ越します。
今日は運送業者が引っ越し荷物を作って、運び出してくれました。
壁にかかっていた絵も写真もなくなって、寒々しくなりました。
額縁があったところが黒くなっていて、余計に哀愁が漂います。
韓国を離れるのに対しては感傷は全くと言っていいほどありません。
ただ、大輔の思い出が残る場所を後にするのが辛いのです。
お気に入りの散歩道、よくクンクンしていた場所、必ずシーをかけた所。
お気に入りのソファー、お気に入りの椅子。
何かとても大切なものを残していくようで、胸が痛くなります。
ただ、救いは今度引っ越す場所に大輔と一緒に行ったことがあることです。
家を建てる場所にも一緒に行きました。
大輔の思い出を少しは辿れることがせめてもの慰めです。
大輔が居なければ夜も昼もあけない、大輔が居れば私の世界は完璧!
そんな風に思っていました。
そんな存在を失った時、人はどうしたら良いのでしょう?
大輔のいない柴カフェはあまりに寂しいので、これを機会に閉店させていただくことにしました。
長らくのご愛顧、ありがとうございました。
カナダに帰って落ち着いたら、今度は家建てブログでも立ち上げようかと思っています。
ケローナの家の建設予定地は山の中腹にあって、敷地は10エーカーあります。
公道から家建設予定地まで私道を通し、電気を引き、井戸の水を引き上げ、やっと土台が作れるところまでこぎつけています。
大輔が一緒だったら嬉しい引っ越しだったのですが。
姫は元気です。
飛行機が大嫌いで、いつもケージの中で吐いてしまいます。
最後のフライト、元気で乗り越えてくれますように。
1か月が
大輔のはじめての月命日でした。
相変わらず悲しみは薄れず、大輔がもうこの世にいないということを冷静に受け止められません。
カナダに引っ越す前にと1週間ほど日本に帰っていました。
大輔ぐるみも一緒でした。
後ろにあるのはふと立ち寄ったお店で見つけた柴犬バッグ。
赤柴と黒柴が、あっちを向いたりこっちを見たり、骨をくわえていたり。
もう、買うしかないでしょ~。
一緒に裏磐梯にも行ってきました。
磐梯山を背景に。
母と妹と温泉に入って、美味しいものをたくさん食べて、景色も堪能。
良い旅でした。
日本にいるうちは気が紛れて、ときどきふっと涙ぐむぐらいだったのですが、帰ってきてからがまた辛い。
この子が居なかったらどうしていたのだろうと思います。
良い子にお留守番していたのに、私が帰ってきた次の日にシャンプーさせられた姫です。
大輔の具合が悪かったので、ふたりともずっと洗っていませんでした。
久しぶりのせいか、家中に響き渡るような声で泣きわめきました。
でも、濡れた姫も可愛い~。
姫は相変わらず短い散歩で切り上げたがります。
そして、しつこいほどあたりをクンクンします。
そして、後ろを振り返りながら歩きます。
大輔を探しているのだと思います。
姫ちゃん、私達ふたりとも、まだ辛いね。
2週間が過ぎます
大輔が逝ってしまってから2週間になります。
相変わらず胸の痛みは消えず、大輔のことを思って涙が出ない日はありません。
柔らかい毛の感触、抱き上げた時の体の重み、何か欲しい時にそっと膝に乗せた頭の暖かさ、みんな覚えているのに、 大輔がここに居ないなんて。
大輔の写真を集めて、パソのでデスクトップのバックグラウンドにしました。
1分ごとに違う写真になるので、まるで大輔がそこにいるような気がして慰められます。
姫は元気ですが、散歩をすぐに切り上げたがります。
姫は本当は散歩嫌いだったのに、大輔と一緒だったから行っていたのか?という疑惑が浮上中です。
それほど態度ではわからないけれど、姫も大輔のことが恋しいのだと思います。
私も散歩の時は特に大輔がいないことをひしひしと感じてしまうので、姫の態度を良いことに短い散歩で済ませてしまっています。
大ちゃん、空の上から私たちのこと見ていてくれているのかな。
あなたがいなくて、とっても寂しいよ。
初七日が過ぎて
大輔の初七日が過ぎてしまいました。
たくさんのお悔やみをありがとうございました。
まとめてのお礼ですいません。
涙が出ない日はないのですが、ちゃんと食べて、ちゃんと寝ています。
人間の魂は、亡くなってから49日の間この世に留まっているそうですが、わんこはどうなのでしょうね。
先に逝った親友のカールが迎えに来てくれるかな?
ちょっとおまぬけなわんこだったから、迷わずに大輔のところに来てくれるか心配です。
それとも、とっくに出会って、ふたりで空を走り回ってるのかな。
大輔がいた時は、亡くなったわんこの飼主さんがすぐにまた次のわんこを迎えるのを見て、どうしてそんなに早く次の子を迎える気になれるのかと不思議に思っていました。でも、大輔がいなくなってわかりました。そうせずにはいられないってこと。暖かいくて柔らかい、愛しい存在に心に開いた大きな隙間を少しでも埋めて欲しいって思ってしまうのです。
大輔によく似た男の子、きれいで、優しくて、甘えっ子で、わがままで、ちょっと不器用。そんな子が傍にいてくれたらって思ってしまいます。姫の存在は大きな慰めになっているのですが、姫は姫なので、うまく言えないですが、大輔の代わりにはならないのです。
新しい子も大輔の代わりにはなり得ないのはわかっているのですが、大輔のことを思って涙している時に、ついそんな事を考えてしまいます。実際問題としては引っ越しもあるので、新しい子を迎えるのは無理なのですけれど。
ダンナ曰く、私の「大輔神殿」です。
1日に何回となく話しかけています。
姫は大輔が亡くなってから2日ほど食欲がありませんでしたが、3日目に復調。
やや寂しそうですが、元気です。
私が、姫ぇ~、大ちゃんがいなくなって寂しいねぇ~とくっつきに行くと、寝場所を移動します。
大輔はため息はつきましたが、そのままくっつかせてくれたのに。
女の子のほうが冷たいのか?
旅立ちました
最愛の息子、大輔が昨日、8月28日に旅立ちました。
2001年のお正月ににうちの子になってから、たくさんの喜びと幸せをもらいました。
最期は用事をしている間に立っていられないぐらい衰弱してしまいました。
もっと早くに逝かせてあげるべきだったのかもしれません。
でも、できませんでした。
近所の優しいお医者さんが来てくれて、お気に入りのソファーで
眠るように行きました。
だんだん冷たくなる大輔の体を抱いて、このまま少ししたら、また目を開いてくれるかもしれないと思っていました。
今は胸に大きな穴がぽっかりと開いているような気持ちです。
愛しい、愛しい、愛しい大ちゃん、
今までありがとう。
いまでも、いつまでも愛しているからね。
腹水を抜いてもらいましたが
大輔の様子
たくさんの応援をありがとうございます。
大輔の容態、相変わらずよくないです。
腫瘍が大きくなっているのか、お腹がパンパンに膨れてきてしまいました。
そのせいか、食欲もどんどん落ちてきています。
膨らんだお腹のせいで、下のような体勢がいちばん楽なようです。
ダンナは治る見込みがないならば、苦しませるよりも逝かせてあげるのが大輔の為だという意見です。
私は、まだ望みを捨てたくありません。
でも、それは大輔と別れたくない私のエゴなのでしょうか?
考えると胸が痛くなります。
明日、病院に行って、お腹の腫れを軽減できないのか聞いてきます。
ガリガリに痩せて、お腹が膨れていても、私にとって大輔は世界でいちばん素敵なわんこです。
退院しました
まだ入院中
12日からひとりっこになってしまっている姫です。
大輔が帰ってこないかとドアの前で待っています。。。
。。。かどうかはわかりませんが、なんとなく寂しそう。
大輔はアルブミン(血中のたんぱく質)の量が少ないため、大動脈の分岐点に血栓ができかかっているということで、入院続行中です。昨日の午後、アルブミンの血清を輸血してもらったのですが、それほど増えてないそうで、様子を見ながら治療をしていってくれるそうです。ご飯も食べないので、シリンジで強制的に食べさせてもらっています。
今日も見舞いに行ってきましたが、昨日よりもやや元気でした。
最初に尻尾をパタパタ降ってくれましたが、後はふつーの態度。
担当の先生達がとっても優しいので安心してます。
見舞いに行くと、ケージから出して待合室に連れてきてくれるのですが、ひとりの先生は可愛い毛布を椅子に敷いてくれるし、もう一人は点滴を持って、大輔が歩きたい方向に着いて行ってくれました。
私が帰る時も、違う先生が大丈夫だよ~と大輔をナデナデしていてくれました。
頑張って元気になろうね、大ちゃん!
大輔の入院で、不幸中の幸いは私がコーラスのコンサートに参加できたことでした。
大勢の中のひとりですが、プロが出演するようなコンサートホールで歌えるなんて、滅多にない機会です。
最初にオーケストラの演奏だけで何曲か、そしてゲストアーティストが加わって何曲か、で、休憩を挟んでやっとコーラスの出番になりました。
休憩までは観客席に座って演奏を楽しめました。
コーラスの1曲目はヴェルディのナブッコというオペラから “Va Pensiero”。日本語の題名は「行け、わが想いよ、黄金の翼に乗って」というんだそうです。長いぞ。ちゃんとイタリア語で歌いました。
2曲目はABBAの”I have a dream” 、 3曲目は”I will follow him” (映画、”Sister Act”から)、そしてアンコール曲が「クリウングンガンサン」という北朝鮮にある山を恋しく思うという韓国語の歌でした。
コーラスの一番前の真ん中左寄りにいます。
子供達のオーケストラ、可愛かったです。
この後に韓国楽器も加わって、ますます大人数になってフィナーレでした。
大輔のことアドバイスやら応援やらたくさんいただいて、本当に力づけられます。
ありがとうございます!
明日も見舞いに行ってきます。
今日よりももっと元気になっていますように。