南海にある島、ナムヘに行ってきました。
今まで行った韓国各地の中で、いちばんきれいな場所でした。
美しい海を背景に棚田が広がるこの風景に癒されました。

島と言っても、本土と橋で繋がっています。
ソウルから車で4,5時間ほど。
泊まろうと思っていたホテルが満室だったのですが、海の見える小さなペンションを見つけました。

夕食はテラスでバーベキュー。
キッチン付の部屋だったのですが、炊飯器はあるのに、食事用のフォークとナイフが無く、箸があったのが韓国風。
宿の人がサービスですーとキムチセットを持って来てくれました。
ソーセージと野菜色々、コーンにキムチ!
こういう組み合わせははじめてかも(笑)

きれいな空気と海と棚田、それだけの場所なのですが、それが良いのです。
人気上昇中のようで、ペンションがいたるところに建っています。
泊まったペンションも10ヶ月前ぐらいに開業したそうで、まだ一部建築中でした。
名物はニンニク。
ニンニク大国の韓国のニンニクの名産地ですから、こ~んな風景は当然のこと。
一袋で韓国の平均家庭の1ヶ月分、他の国では3年分?!、、、などと勝手な推測です(笑)

ニンニク博物館もありました。
残念ながら閉まっていました。
開いていてもたぶん展示はすべて韓国語でしょう。

こんな砦を見つけました。

1597-98年の日本の侵略の際に建てられたものだそうです。
日本の侵略って?何のこと?と帰って来てから調べたら、秀吉の2回目の朝鮮侵略、慶長の役でした。
日本人として、こういうの見ると複雑なのですが、すみませんねーとしか言いようがありませんねぇ。
韓国人は済州島が大好きですが、私はナムヘのほうが数倍きれいだと思います。
日本の地方の村のように、ここでも若い人々は都会へ行ってしまって、
過疎化が進んでいるようですが、変な観光開発が進まずに、このままの風景がいつまでも残っていますように。

ナムヘはよかったけれど、大輔&姫の待つ我が家はやっぱり最高~!
