カナダの有名人にテリー・フォックスという人がいます。
俳優とか歌手とか作家とか政治家などではありません。
1980年、18才の時に骨肉腫で片足を切断した後、、癌研究を奨励しその資金を集める為に、義足をつけてカナダをマラソンで横断した人なのです。
東の端のニューファンドランド島から西の端のバンクーバー島を目指し、毎日フルマラソンと同じ距離を走ったそうです。
残念ながら、癌が肺に転移して、途中で亡くなりました。
でも、その姿に感動した人々から多くの募金が寄せられ、それがほぼ全て癌研究の為に使われました。
そして、その努力は延々と受け継がれ、30年後の今でも癌研究の資金集めの為のマラソンが世界中で催されています。
リヤドでは治安の関係からか、しばらく開催されていなかったのですが、今年、めでたく再開されました。
町中で男女がTシャツ・短パンで走るのはもちろん禁止されているので、開催地は外国人用のコンパウンドでした。とても広いコンパウンドで、マラソンにはうってつけでした。
参加者も多く、地元企業の応援もたくさんあって、大盛況でした。
朝の8時と9時の2回に分けての出発でした。
9時にはかなり暑くなっていました。
走らなくても、歩いて回っても良かったのですが、軟弱な私とダンナは観客としての参加でした(汗)
ボランティアの方々、お疲れ様!
皆様も、もし日本でこの催しのことを聞かれたら、ぜひご参加ください!
砂漠の国でマラソンかぁ…キツそうですねぇ。
マラソンはアフリカ勢が強かったりしますが、中東ってどうなんでしょうね?
なんとも素敵な趣旨のイベントですねぇ。
ま、ボクも絶対走らないですけどね…
つい先日、叔父を癌で亡くしたので、なんか考え深いです。
主人の伯父も義足だし…
いたすらに頑張る姿って、人々に訴える力があるんですねぇ〜
私も絶対走らないですけど、素敵なイベントですね。
砂漠のマラソン…ハードでしょうねぇ〜(>_<)
>相方さん、
マラソンって言ってもそれほど長い距離を走るものではありませんでした。
なにせ暑いですから。
中東ってサッカーは人気ですが、本格的なマラソンは暑すぎるので無理かもしれません。聞いたことないです。
相方さんも走らない派なのですね~。
日本は今頃だったらマラソンにもいい季節なのでは?
>Saoekoさん、
今やふたりにひとりが癌にかかってしまう時代なんだそうです。
癌は治る病気になってきているとは言え、治療の研究、もっと進んで欲しいですよね。
砂漠の国から叔父様のご冥福をお祈りいたします。
砂漠のブログで 突然 こんな名前が出ると 身近な気分に、
以前すんでいたのが Coquitlam, テリーは Port Coquitlam
出身、 彼の学校での銅像も覚えていますし カナダに住み始めたころに 彼のマラソンしているすがたを テレビで見て感動していたので 志半ばで なくなったときは 本当に悲しかったのですがこんな遠くの世界にまで その運動がひろがっているのですね。
彼や 彼の意思を継いだリック ハンセン は 数少ない カナダの ヒーロー、心を熱くしてくれます。
>mosshavenさん、
実際にテリーがマラソンしている姿を見ていらしたのですね。
その遺志がカナダ人達によって受け継がれて、世界中に広まっているのを見ると、カナダって良い国だな~って改めて思います。
この日の参加者も500人を越えていたそうです。
もちろんカナダ人以外の人々もたくさん参加していました。
治安の関係で開催できずにいたのです。
これからは国が平和で、こういう催しも問題なく続けていけるようにと願っています。