日本では板門店として知られている、南北朝鮮の間の非武装地帯に行ってきました。英語ではDMZ(Demilitarized Zone)と呼ばれています。板門店と言うのは地名なのだそうです。
非武装地帯というのは冗談のような呼称で、地雷はたくさん埋まっている、武装した兵士が常時監視しているなど、実際は世界で一番武装されている地区かもしれないとか。
ところが、皮肉なことに、60年以上も人の手が入っていないので、この地域は野生動物の宝庫となってもいるのだそうです。
遠くのほうに高い塔のようなものがみえますが、その辺り一体は北朝鮮が作った宣伝用の町で、いかにも都会っぽく見えますが、実は張りぼての町だそうです。
「軍事停戦委員会」の本会議場に行きました。向こうに見えるビルは北朝鮮の板門閣という建物です。ブルーの建物が会議場です。韓国兵士が北朝鮮側を向いて警備に当たっています。板門閣にはもちろん北朝鮮の兵士がいて、こちらを監視しています。
あっ、監視に当たっていた兵士が階段を降りてこちらに来ます。
境界線(矢印のところ)まで来て、こちらを監視しています。
というか、直ぐ近くにいるんですから、双眼鏡は必要ないんですが。
どうやら、双眼鏡を使ったほうが脅しが効くと思っているようです。
後に行った都羅山駅にはこんな表示がありました。
さすが~! 場所が場所だけに生で見ると、この場所は特別な感情にみまわれますね。
話は全然変わりますが・・・(^^ゞ
今日、録画してた日本テレビの「鉄腕ダッシュ」の10月16日分を観ました。
面白い企画で、二人乗りの自転車「テンダム」3台でソウルタワーを出発。
3方に別れて、一度も足を着かずにどこまで行けるか?という実験。
それぞれが、凄い急な坂道や、ほっそい道を走って、距離を競ってました。
まあ、ちょっとした観光気分も味わえるよう、下町を害虫駆除のためにすごい煙をはきながら走るバイクや、龍山洞2街、市場、工事中の南大門などなど。
今までだったら「ふ~~ん」の内容でも、今シオンさんがいる国だと思って観たら「ほ~う!」でしたよ。
漢江川のそばで柴犬らしきを連れた日本女性も出たり(自転車で渡れる橋を聞いてました)、楽しかったですよ。
>miiba-baさん、
日本の番組、いいなぁ、見たいです~。
自転車はソウルではとっても人気で、サイクリング衣装に身を固めたソウルっ子達が颯爽と色々なところを走っています。
こちらのわんこ、珍島犬はとっても柴に似ています。
大輔&姫もしょっちゅう「珍島犬!」「珍島犬?」と言われています。
「柴犬」ですと言っても、韓国語じゃない為、「珍島犬!!」と言い返されたりして(汗)
今晩は~。
ソウルは観光にはとてもいい街だと感じています。
でも韓国はいろいろな面を持っているお国なんですね。
人の入らない地域が野生動物の宝庫というのが、
何か人間の現実を突き付けられたような気がしますネ。
↑のロングリード、大ちゃん姫ちゃんが慣れてくれるといいですね。
>小米花さん、
ソウルは食べ歩きと買い物にはいい町かもしれません。
観光スポットはまだそれほど行っていないせいか、ここはお勧め!という場所にまだ行き当たっていません。
DMZは今や観光スポットで、中国と日本のツアー客が多いのだそうです。