ディリヤ

2週間ぐらい前の話なのですが、忘れないうちにとアップです。

サウジアラビアは言わずと知れた絶対君主国家です。
王家の名前の“サウド”が国名になっています。
このサウド家の出身地がリヤドにあるディリヤ(Diriyah)という場所です。
長い間放置されていたのですが、今は保存工事中で、ガイドを頼まないと見せてもらえません。
丁度ウチにお客が2名、友達の所にも2名来ていたので、合計8名のグループで、ガイドを雇いました。
暑い時間を避けて、朝の8時に出発です。

サウド家がこの地域の支配者になったのは1744年だそうです。
18世紀と言えば産業革命の時代。
日本では江戸時代で、徳川家重が9代将軍になったのが、この1年後です。

古代の建物のように見えますが、そんなに古いものではありません。
下の写真は住居区です。
地面や壁からの照り返しが暑く、歩くと砂埃がもうもうと立ちます。

こちらは市場だったそうです。広場を建物がぐるっと囲んでいます。
他地域から商人達がやってきて、取引をしました。2階はその商人達の為の宿泊施設でした。
よそ者は町には入れなかったので、市場は住居区の外にあります。

個人的な推測によれば、他の有力で裕福な部族を押しのけてサウド家が王家になったのは、この過酷な環境の生活のお陰です。環境が部族の結束と強さを作り上げたのでしょう。こんなとこ、体力気力がないと住めません~というのが軟弱な一日本人の感想でした(笑)

1818年にはオスマントルコの攻撃を受けて町が焼かれ、一族はリヤドに移り住んだのでした。

砂漠の国にいると景色が砂色ばかりなので、ここでちょっと緑を。

はぁ~。ホッとしますね~。
ツアーの後、近くの農場へお茶をしに連れて行ってもらったのでした。
地面に絨毯を敷いて、その上でアラビアコーヒーや紅茶とデーツ、パンケーキなどの甘い物をいただくのが、サウジ風の正しい(?)お茶風景です。

近くにいた労働者(サウジ人はこういう仕事はしないので、他国からの出稼ぎ者です)がヤシの木登りを披露してくれました。
ロープを木に回して、スルスルとあっという間に上に到達でした。

“ディリヤ” への2件の返信

  1. 古い住居後も残っていて砂漠での過酷なツアーでしたね。何だか建物も砂で固めた様に思われますね?岩や石もあるのね?アラビアコーヒーは美味しいですか?粉が下に沈んでから飲むのでしょう?

  2. >姫さん、
    粉が下に沈んでから飲むのはトルココーヒーです。
    アラビアコーヒーは湾岸のアラブ国で飲まれているもので、薄くローストしたコーヒーを煮出して、カルダモンを入れて、濾して飲みます。
    黄金色をしていて、カルダモンの香りがいいんです~。
    小さな一口サイズのカップでいただきます♪

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