川です。一体ここはどこでしょう?
ま、まさか、砂漠の国に川が?
そのまさかでした。
砂漠の国にも川が流れているのです~。
ワディと呼ばれる涸れ谷がリヤドを縦断するように100kmに渡って横たわっています。
長い間ゴミ捨て場状態になっていたワディを復活させるプロジェクトが進行していました。
その新しいワディのデザインを担当したのがカナダの会社です。
その関係でワディツアーに誘ってもらいました。
ワディがきれいな公園として整備され、トイレ施設なども完備されています。
女性用のトイレのマーク。ベールをかぶっているところがサウジ風。
顔を隠してないので、やや現代風といったところでしょうか。
はじめに遭遇したのがこの川です。
砂漠の町にも川があるんだ~と感激していたら、実はこれは生活廃水や一部下水も混じっている汚水だそうです、、、
その汚い川が行き着く先はここです。
浄水場なのですが、一切化学薬品を使っていません。
石や砂、魚といった自然の浄化作用で水がきれいになっていきます。
浄化された水に、また汚水が流れ込んでしまう地域があるそうなので、システムはまだ完成ではありません。
でも、古臭い考えに凝り固まった国というイメージのサウジで、こんな画期的な試みがなされているなんて思いませんでした。
自然に優しい水利用。この先、色々な場所で作られるようになって欲しいと思います。
浄水場からもっと進むと、川べりが公園になっている場所がありました。
アラビア風に絨毯を敷いてピクニックしている男性がふたり。
川風に吹かれて気持ち良さそうです。
河は珍しく思うサウジですね。水辺で寛いでいる場所が良いですね。ゆったりして
食事をしているのかしら?
リヤドのお水事情、興味深く読ませていただきました。
写真では、サウジだなんて思えないですね~。
姫ちゃん、亀と格闘?ですかっ。
可愛いですですネ。
>姫さん、
このふたりはお茶を飲んでいるようでした。
サウジ人はピクニックが大好きです。焚き火をした跡が点々とありました。お湯を沸かすので焚き火をするようです。
こんな風に出来るのも、今のうちで、5月になると暑すぎて無理だと思います。
>小米花さん、
お金持ちの国なので、思い切ったお金の使い方をしています。
デザインを担当したカナダ人の造園技師さんが、他の国ではこんなスケールの大きい仕事はなかなか出来ないと言っていました。
姫、相変わらず散歩の度に亀を探しています。ため息です。