大輔、心音に雑音が混じっていると言われたのが1年位前のことです。
それ以来、心臓の負荷を軽減する為にACE阻害薬といわれるものを常用しています。
フランスで処方されていたフォルテコールという薬がこちらで手に入らず、右往左往していたのですが、やっと代わりの薬が見つかりました。新しいのはエナラブリルという名前で、フォルテコールの主成分だったベナゼプリルとは違うものなのですが、同じような効き目があるそうです。
こちらへ来てから2回ほど行った医者が、フォルテコールは大きな薬局で手に入りますと言うので、それを求めて薬局を渡り歩いたのですが、見つからず。結局、他の医者にフォルテコールはサウジアラビアにはなく、エナラブリルなら人間用が処方箋なしで手に入るのを教えてもらいました。
新しい薬に代えてから2週間ぐらい経ったので、様子をみてもらいにアドバイスをくれたお医者さんのところに行ってきました。
今までの所とはうって変わって、サウジアラビアとは思えないくらいのきれいな病院で、ペット用の体重計も完備。受付の人達も親切です。やっと信用できる病院が見つかったようで、ホッとしました。
大輔は病院に一歩入るなり、帰るモードになっていました。
肛門腺を絞ってもらう時は、クゥ~ンと泣き出して、可愛い女医さんに「子犬じゃないんだから、泣かないの~」と言われていました(笑)
大変だったのはこれだけではなく、家を出る時に大輔に首輪を付けていたら、姫が「あたちも行くんでしょ、行くんでしょ~」とまとわり付いてきました。私と大輔の間をぐるぐる回って行くことをアピール。「姫ちゃんは行かないのよ、ごめんね~」と後ろ髪を引かれながら出かけました。
上の写真は水を飲んでいるところですが、私達がいない間、朝ごはんを食べて気を紛らわせられるようにとフードを置いて出かけました。ところが、姫ちゃん、全然手をつけませんでした。それどころか、私達が帰ってきてからも、食欲なし。
連れて行ってもらえなかったのが、とてもショックだったようです。
夕食の時にはすっかり元気になって、フードも完食してくれましたが、乙女心はデリケートです。
大輔ですが、おかげさまで雑音はそれほどひどくなく、薬を飲み続けていれば今のところ大丈夫と言われました。暑さが厳しい国に連れて来てしまって、それで病状がひどくなっていたらどうしようと心配していたので、ホッとしました。これからもず~っと元気でいてくれますように。
心配をよそに元気な大輔くん、私の気を引こうとしています。 この姿勢で、顔の片側を床に擦り付けてワフワフ言ったりもします。
構ってもらえないので、眠くなってきたようです。





