サウジアラビアと言えば石油、石油と言えばサウジアラビア、ということで、油田の見学に行ってきました。
サウジの国営で世界最大の石油会社アラムコの新しい油田、Khuraisです。
リヤドから飛行機で30分ぐらいのところにあります。
2007年7月に着工して、2009年の6月には稼動し始めたそうです。
残念ながらこの日は風が強くて、外にいると口や目に砂が入って大変でした。
道路の上で砂が舞っているのがわかるでしょうか?
ここは原油を汲み上げているのですが、実際のコントロールセンターなどの施設はセキュリティーの為、写真撮影は禁止でした。
原油汲み上げは、地下の石油が溜まっている部分に海水を注入して、その圧力で石油が地上に噴出してくるという仕組みになっているのだそうです。4箇所、別々のパイプラインが通っていて、それぞれの状況をセンターで逐次モニターしています。
アラムコは世界中から優秀な人材を集め、その広大なコンパウンドでは女性の運転禁止などの規則も全くなく、映画館もあり、日本や西洋諸国と同じような生活が送れます。
石油産業は国の一大産業ですから、人材確保の為にはそういう地域を作ることも辞さない態度に、サウジ政府の真剣さが伺われます。この会社は経営、技術開発、システムなどどの分野でも超一流で、この前見学に行った科学技術専門の大学、KAUSTのプロジェクトもここが請け負いました。
見学の後はアトラクションもありました。
乗ってみますか?と聞かれましたが、遠慮しました。
鷹匠も。
外は風が相変わらずきついので、テントの中にはいると、そこには美味しそうな匂いが漂っていました。
こちらはランチのテーブル。最初の突き出しのようなものです。
ホモス、タブリ、ファトゥーシュなど、中東の定番メニューがずらり。
最新設備の油田と伝統的なアトラクションにランチの対称が妙な、至れり尽くせりツアーでした。






