去年と同様、今年も友人の招待で3日間のフォーラムに出席してきました。
今年も多彩なスピーカーやパネラーの話を聴くことが出来てラッキーでした。
出席者はカナダからは去年と同様に前首相ジャン・クレチェン氏が出席しました。それと、上院議員のマリー・プーランさん、映画プロデューサーのジェイク・エバーツさんの姿も。
ジェイク・エバーツって、「ガンジー」、「キリングフィールド」、「炎のランナー」、「ダンス・ウィズ・ウルブス」、「リバー・ランズ・スルー・イット」など良い映画をたくさん作っているのです。知りませんでした。
「ハリウッドでは娯楽だけの為の映画が多く作られているが、何か意味のある映画を作り続けたい」と、アクション映画ファンにとっては耳の痛いお言葉でした。
スピーチの後に「Journey to Mecca」というIMAXの短い映画を見せてくれました。これは1325年にイブン・バトゥータがメッカに巡礼するという物語で、メッカのカーバ神殿での礼拝の様子なども撮影されています。もし日本で上映されましたら、是非見に行って下さい。
教育問題、環境問題、エネルギー問題など色々なお題でパネルディスカッションがあったのですが、何と言っても今回の目玉はこの方でした。
人物が小さくて、オマケに下を向いてますが、前米大統領クリントンさんです。中東和平に努力した人物なので、サウジでの評価はとても良いのです。今はハイチでの救助活動に力を入れているのだとか。聴衆のひとりのパレスティナ人の「これからも中東和平への努力を続けるのか?」という質問に「もちろん機会があれば努力するが、それについては、ウチの家族の他のメンバーがやっているから」と答えてみんなの笑いを誘っていました。

