釜山に行ってきました。
ソウルからKTX(長距離列車)で2時間40分で釜山です。
海辺ののどかな町を思い描いていたら、高層ビルの立ち並ぶ都会でした。
それもそのはず。釜山はソウルに続いて、韓国第2の都市なのです。

ホテルの直ぐ前にきれいなビーチが広がっていましたが、今回の目的はビーチではありません。
目的のひとつはこの催しでした。
釜山国際映画祭です。
映画祭のオープニングに出席しました。
韓国の有名な俳優、女優さん達がたくさん来ていました。
前から3列目の良く見える席に座っていたのですが、全く顔も名前も知らないので、猫に小判・豚に真珠状態でした。
日本からもオダギリジョーという人が来ていました。
名前は聞いたことがある気がするのですが、一体誰なんでしょう?
会場は屋根がついた野外で、屋根に虹色の模様が映し出されていました。

オープニングセレモニーの後で、最初の映画の上映がありました。
韓国映画で、”always”、日本の題名は「ただ あなただけ」だそうです。
元ボクサーと視力を失いかけている女の子のラブストーリー。
感想は、、、韓国映画好きの人に怒られそうなので言いません(笑)
俳優、女優はオープニングに出席してテレビに映ったり、写真に撮られたりするのが目的らしく、映画が始まる前にでぞろぞろと帰ってしまいました。
野外だったので、夜が更けてくるにつれて少々寒くなってきました。
すると、後ろのほうの席から空いている前のほうの席にしっかりと移動して、私達の隣に座った韓国人おばちゃま集団から毛布と暖かいコーヒーの差し入れがありました。
全く言葉は通じないのですが、身振り手振りで、どうぞ~って。
韓国のオモニ達、優しい~♪
映画祭にはカナダの映画も6本参加しています。私達にとってはこちらが本命でした。
1本だけ見てきました。
“an Insignificant Harvey”

「カナダ北部の小さなスキー場の清掃係をしている小人のハービー、その人生が迷子のハスキーを拾い、ストリッパーと恋に落ちて大転機を迎えることになる。」
という一風変わった低予算映画でしたが、よかったです。
見終わった後で心がジーンとする映画でした。
典型的なカナダ映画で、華やかさとは無縁で、ちょっと変わっているのですが、万が一日本で上映されたら是非ご覧ください。

