満開です

ソウルの桜の名所として知られているヨイド(汝矣島)に行ってきました。
ここのところの暖かさで、ほぼ満開。

今までは日本の桜の写真を指を咥えて見ているだけだったので、実際にお花見が出来るのに感激!

平日だったので人出はそれほどでもありませんでしたが、週末はさぞかし混雑することでしょう。
日本のように桜の下での宴会風景はありませんでした。
桜が歩道沿いに植えられているので、座るスペースがないからかもしれません。
それとも、韓国にはそういう習慣はないのでしょうか?

山の上にある我が家の庭にも桜の木があるそうなのですが、まだ全く咲いていません。
その代わりに木蓮が花盛りです。

こちらは我が家の華、ひめちゃん。
花に例えたら何でしょう?

う~ん、どう考えても桜や木蓮ではないし。
タンポポ?

、、、失礼ねっ! by 姫

写真展

写真展に参加しました。
お題は「外国人から見た韓国」。
参加者はソウルに住んでいる外国人で、全員全くの素人です。
写真の出来はさておいて、外国人の視点を楽しんでもらおうと言う趣旨です。

奇特なギャラリーが場所を無料提供してくれました。
私の写真はこれです。
秋に近所の観光ツアーに参加した時のもの。
この企画が持ち出された時にソウルに来て間もなかったので、それほど選択の余地がありませんでした。
参加することに意義がある~でした。

T.um

ちょっと珍しい博物館にいってきました。
SKテレコムという韓国最大の携帯電話会社の博物館です。

携帯電話を活用した現在と未来の技術が展示されているのですが、itouchのようなパッドをひとりひとりに持たせてくれます。それを使って実際に展示を操作できるので、面白さ倍増です。
ゲームにネットショッピング、車まで操作できます。

これはボディースキャンで、身長、体重、サイズから目の色まで測定し、アバターを作っている所です。
携帯に取り込んだアバターに服を着せてみることで、試着しなくても自分に合った服を見つけられると言う仕組み。実際に活用されるようになるのはいつことでしょう。

こちらは現在使われている技術を使って未来風の部屋にしてみたもの。
携帯で映画を見ていて、家に帰ったらその続きをテレビで見れます。

便利な世の中、どこまで便利になっていくのでしょうね。
興味のある方は、英語ですがこちらのサイトへどうぞ。

雨水

まだ寒いのですが、なんとなく日差しが暖かくなってきたような気がします。
韓国人の友達が2月19日はウースーと言って、雪や氷が解ける時期なのよ~と教えてくれたので、日本でも同じはず、と調べてみたら「雨水」という二十四節気の中のひとつでした。
2月4日が立春、3月6日ごろが啓蟄。
韓国でも日本と同じ二十四節気があるのです。
中国で考え出されたのが、韓国を通して日本に伝わったのかもしれません。
何にしろ、日本と同じ季節感のある国に暮らしているのが、嬉しいです。
パリは東京と似ていたのですが、オタワでは4月にならないと春めいてこないし、リヤドでは3月頃には暑くなってきてました。

春めいた日差しの中で、熟睡中なのはこのふたり。

ふたりとも寒いのは嫌いじゃないのですが、ぽかぽかの陽だまりでお昼寝するのはまた格別のようです。

ふたりの様子をみながらニマニマしてしまいました。
いい夢、見てるかな~。

DMZ


うららかな秋の風景~、、、ではありません。

日本では板門店として知られている、南北朝鮮の間の非武装地帯に行ってきました。英語ではDMZ(Demilitarized Zone)と呼ばれています。板門店と言うのは地名なのだそうです。
非武装地帯というのは冗談のような呼称で、地雷はたくさん埋まっている、武装した兵士が常時監視しているなど、実際は世界で一番武装されている地区かもしれないとか。
ところが、皮肉なことに、60年以上も人の手が入っていないので、この地域は野生動物の宝庫となってもいるのだそうです。

遠くのほうに高い塔のようなものがみえますが、その辺り一体は北朝鮮が作った宣伝用の町で、いかにも都会っぽく見えますが、実は張りぼての町だそうです。


「軍事停戦委員会」の本会議場に行きました。向こうに見えるビルは北朝鮮の板門閣という建物です。ブルーの建物が会議場です。韓国兵士が北朝鮮側を向いて警備に当たっています。板門閣にはもちろん北朝鮮の兵士がいて、こちらを監視しています。

あっ、監視に当たっていた兵士が階段を降りてこちらに来ます。

境界線(矢印のところ)まで来て、こちらを監視しています。


というか、直ぐ近くにいるんですから、双眼鏡は必要ないんですが。
どうやら、双眼鏡を使ったほうが脅しが効くと思っているようです。

後に行った都羅山駅にはこんな表示がありました。


本当にピョンヤンまで列車が繋がって、人々が普通に旅行できる日が早く来ることを願います。