フードが自主回収になっていた事が発覚した日、大姫には更なる危機が訪れました。
1年に1回は、やってくる危機、、、
それは、
予防注射!
ソウルに引っ越して来てからずっと、近くの医者に行っていたのですが、今回は米軍基地内の病院に行ってみました。
近くの医者は悪くはなかったのですが、何しろ病院が狭いのです。
入口を入ると直ぐ受付で、待合室もなく、診察室も診察台と壁の間をやっと人がひとり通れるぐらいです。
姫が嫌いな大型犬と鉢合わせしたらどうしよーと、いつもハラハラ。
米軍基地の病院は北米サイズで広々~。
完全予約制なので、たくさんのわんこと鉢合わせするようなこともありません。
しかも、近くの医者はやってくれなかった、フィラリア検査もぎょう虫検査もちゃんとしてくれます。
日本ではどうなのかわかりませんが、カナダではぎょう虫検査をして、虫がいれば虫下しをもらいます。ところが、フランスと韓国は検査はせずに、定期的に虫下しを飲ませるように言われます。サウジアラビアでかかっていたアメリカ人のお医者さんは、「虫がいるのがわかったら虫下しを飲ませればいい。それまでは虫下しと言えども薬だから飲ませないで良い」という方針でした。
我が家は各地を転々としていた間、色々な医者に違うことを言われて、どうしていたかと言うと、虫下しは飲ませていませんでした。
今回久しぶりに検査をしてもらって、結果はフィラリアも虫もいませんでした。
今までの方針は間違ってなかったとホッ。
長々と虫の話、、、すみません。
お尻に検温、フィラリア検査に血を採られ、再びお尻にぎょう虫検査、そして注射2回。その間に唇をめくられ、耳を引っ張られ、全身をなでまわされ、聴診器をあてられ、、、を耐えて、やっと御放免になったのでした。
帰りの車の中で。
緊張のハアハアがまだ止まらない姫と、ボク、もうぐったりです、の大輔。

ショックだったのは姫の体重が大輔のを上回っていたこと。
大輔が13.7kg、姫が14.5kgでした。
姫が大柄だとは知っていましたが、男の子わんより体重が重いなんて。
太りすぎではないそうですが、これ以上は太らせないようにしなければ。
嬉しかったのは、病院のスタッフ全員が声をそろえて、こんなに大人しくて良い子達は見たことがないと絶賛してくれたこと。
最初は怖いかなーと思われていたようですが、大丈夫だとわかると、「テディーベアみたいぃー」と言われてこねくり回されていました。

ナデナデされるのが好きな姫はともかく、大輔は知らない人に触られるのは苦手なのですが、病院ではガマンするものだと思っているようで、耐えていました。
軍関係の人々の飼い犬は怖いのが多いのでしょうかねぇ。
私達の次の患者はヨークシャテリア2頭でしたけど、前の患者は口輪装着のボクサーでした。
帰りの車の中で、やっと落ち着いてきた姫とそんな姫を枕にしている大輔。

ふたりともお疲れ様。