韓国人の先生に少しだけお花を習っていました。
先生はその昔、今の朴大統領のお父さんが大統領だった時、官邸のお花を担当していた方で、御年90歳。
日本の占領下で育っていらっしゃるので、日本語はペラペラ、「主婦の友社」からお花の本を出されたのがご自慢です。お稽古が少しだけだったのは、先生が引退されたから。
韓国人相手のお稽古はとっくの昔に止められていて、外国人生徒に週に1回だけされていました。
理由は「外国人相手のほうが気楽だから」(笑)
今でも矍鑠としていらっしゃるのですが、大変なことは止めてくれという周りの懇願で、1年前に引退。
引退前から年1回、生徒の作品の展示会をされていました。
規模は小さくなりましたが、今年も開催です。
私は去年に引き続き、2回目の参加。
外国人の素人の作品ばかりで恐縮ですが、見てください。
特にテーマはないのですが、なるべくお国柄を出しましょうという趣旨です。
どこの国の人の作品かわかりますか?
ほとんどの作品には国の旗が入ってしまっているので、すぐわかるのですが、これはたまたま写ってませんでした。
答:シンガポール。オーキッドはシンガポールの国花です。
答:ピラミッド型で、もちろんエジプト。お花は国旗の色です。但し、黒いのは造花でした。
イースターのアレンジは、英国。
ご主人が書かれたハングルの書を背景に。
こちらは難しいかな~。色彩が独特できれいです。
答:チリ
オーストラリア。こちらは日本に住んだことのある人です。
国旗が一緒でも難しい?さて、どこの国旗でしょう?
答:グルジア
恥ずかしながら私のも。
カナダのお国柄がでるもの??? 麦を使って、国旗の赤と白でまとめてみました。
お花のアレンジも、国が変われば変わります。
こんな作品もありました。
花びらや葉をばらして使います。作るのに労力と時間が必要です。さてお国は?
答:インド
先生の作品はこちら。
生徒の作品を目立たせる為に、控えめにされています。
まだまだ紹介しきれないぐらい作品がありました。
お花に囲まれて幸せなひと時でした。