雨降りで

昨日も今日も雨の中を散歩しました。
まさか砂漠の国でレインコートを着る機会があるとは思ってもいませんでした。

大輔のマズルが濡れているのがわかるでしょうか?

姫もです。濡れたマズルが可愛い~♪

大輔は家のドアを開けて外は雨が降っているのを見た途端に、くるっと回れ右をして、家に入ってしまいました。
もちろん、強制的に散歩に連れ出されたのは言うまでもありません。
一旦歩き出してしまえば大丈夫で、普通に散歩をしてくれました。

昨日は風も強く、まるで嵐のようでしたが、降っていたのは4,5時間だったと思います。

ところが、

砂漠の国は雨には弱い~。
友達が送ってくれた写真の中の一枚を拝借しました。
こんなことになっていた地域もあったそうです。

道路の排水が機能していないためではないかと思われます。
この日の夜はサウジ人の友人に夕食に招待されていたのですが、その人の甥は学校帰りに途中の周りの道路よりも低くなっているアンダーパスで立ち往生してしまったそうです。水がどんどん流れ込んでくるのに、交通が麻痺して後ろにも前にもいけず、結局車を乗り捨てて歩いて家に帰る羽目になったとか。恐怖の体験だったそうです。

停電したところもあり、大学のビルの一部が倒壊したりして、死傷者が60人も出たそうです。
雨が降っただけでビルが倒壊って、信じられませんよね。

病院へ

大輔、心音に雑音が混じっていると言われたのが1年位前のことです。
それ以来、心臓の負荷を軽減する為にACE阻害薬といわれるものを常用しています。
フランスで処方されていたフォルテコールという薬がこちらで手に入らず、右往左往していたのですが、やっと代わりの薬が見つかりました。新しいのはエナラブリルという名前で、フォルテコールの主成分だったベナゼプリルとは違うものなのですが、同じような効き目があるそうです。

こちらへ来てから2回ほど行った医者が、フォルテコールは大きな薬局で手に入りますと言うので、それを求めて薬局を渡り歩いたのですが、見つからず。結局、他の医者にフォルテコールはサウジアラビアにはなく、エナラブリルなら人間用が処方箋なしで手に入るのを教えてもらいました。

新しい薬に代えてから2週間ぐらい経ったので、様子をみてもらいにアドバイスをくれたお医者さんのところに行ってきました。
今までの所とはうって変わって、サウジアラビアとは思えないくらいのきれいな病院で、ペット用の体重計も完備。受付の人達も親切です。やっと信用できる病院が見つかったようで、ホッとしました。

大輔は病院に一歩入るなり、帰るモードになっていました。
肛門腺を絞ってもらう時は、クゥ~ンと泣き出して、可愛い女医さんに「子犬じゃないんだから、泣かないの~」と言われていました(笑)

大変だったのはこれだけではなく、家を出る時に大輔に首輪を付けていたら、姫が「あたちも行くんでしょ、行くんでしょ~」とまとわり付いてきました。私と大輔の間をぐるぐる回って行くことをアピール。「姫ちゃんは行かないのよ、ごめんね~」と後ろ髪を引かれながら出かけました。

上の写真は水を飲んでいるところですが、私達がいない間、朝ごはんを食べて気を紛らわせられるようにとフードを置いて出かけました。ところが、姫ちゃん、全然手をつけませんでした。それどころか、私達が帰ってきてからも、食欲なし。

連れて行ってもらえなかったのが、とてもショックだったようです。
夕食の時にはすっかり元気になって、フードも完食してくれましたが、乙女心はデリケートです。

大輔ですが、おかげさまで雑音はそれほどひどくなく、薬を飲み続けていれば今のところ大丈夫と言われました。暑さが厳しい国に連れて来てしまって、それで病状がひどくなっていたらどうしようと心配していたので、ホッとしました。これからもず~っと元気でいてくれますように。

心配をよそに元気な大輔くん、私の気を引こうとしています。 この姿勢で、顔の片側を床に擦り付けてワフワフ言ったりもします。

構ってもらえないので、眠くなってきたようです。

ふたつの写真

先日、タイの新年のお祭りに行った時の写真です。
パッタイ、パパイヤサラダ、サテーなど、たらふく食べて、鴨の丸焼きを1羽買って帰りました。
食欲だけか~って言われそうですが、アジアの味はやっぱり良いです!
タイ人の友達にお水もかけてもらいました。
タイの新年のお祝いって、幸運を願って水を掛け合うんですね~。暑い国ならではの習慣かも?

こちらはタイならぬ、ダイです。
あら~、このダジャレを言いたい為に、この2枚の写真を載せたのではないのです~。
ホントです~(笑)

大輔、何やら不満があるみたいですね。
たぶん、クッキーを満足にもらえなかったとか、そういう不満だったのだと思います。

私は、私で、ちょっと不調。
久し振りに馬に乗りに行ったのです。
久し振りの割には、身体がコツを掴んでくれたのか、前より疲れなかったのですが、その後が大変。
次の日から太ももが痛くなり、2日経った今日も、筋肉痛です。
特に階段の上り下りがキツイ~!
運動不足の我が身が恨めしい、、、

春の便り

関西に住む柴友、大輔と同い年の大河くんのママ、お嬢さんから毎年春の便りが届きます。
今年はサウジだし、無理でしょ~と思っていたのに、例年通りに送っていただきました。
それも日本から直接郵便す。
サウジの郵便事情は悪いと聞いていたので、今まではどんなものでもカナダ経由で送ってもらっていたのです。
箱も傷んでいないし、2週間ほどで手元に到着。

春の便りは手作りの小公子の釘煮です。
日本の食料品が乏しい砂漠の国では、超のつく貴重品です。
美味しい春の便り、ありがとうございました!

しかも、大輔&姫と私におやつまで入れていただいていました。
さっそく、みんなで賞味させていただきました~。

懐かしい日本の味、美味しかったです♪

姫の亀ハント

*今回も携帯写真です。すみません~。
先週は毎日のようににわか雨が降っていました。
砂漠に国でも雨は降るんですね~。しかも落雷や稲妻付でした。
で、水溜りが珍しかったのか、進んで入りにいったのは姫です。
大輔はもちろん避けて通りました。

こちらは二匹目のどじょうならぬ、二匹目の亀を探している姫です。
散歩の度に、こうやって街路樹のヤシの木の周りの土部分を執拗にクンクンしていたのですが、最近少々飽きてきたようです。
ヤシの木はたくさんあるので、一々臭いを嗅いでいると、散歩がちっとも進まないのです。

亀探しモードの姫は何でも亀に見えるらしく、道路に付いている丸い突起を「アンタは亀でしょ~」と引っ掻いていました。
そんな姫を大輔が冷めた目で見ています。

そうかと思うと茂みの中に、突っ込む!

野良猫が茂みの中で昼寝をしてたりするので、要注意なのです。
それでなくてもダニがいたり、ゴミが捨ててあったりするので、やめて欲しいのですが、そんな声など姫の耳には入りません。
姫ちゃん、止めてよぉぉぉ~!

こちらは、柵のあちら側に何かを見つけた姫です。

この後どうしたかというと、水平の柵があるので、あちら側にはいけないのがわかっているのかと思って油断していたら、柵のあちら側に飛び抜けようとして、柵に激突していました。
姫ちゃん、何するのぉぉぉ~!ダメよぉぉぉ~!
...気が休まる暇がありません。
姫ちゃん、8歳です。
年を取ると落ち着くっていうのは、その子の性格によりけりだ~、とつくづく思います。
これは姫のキャラクターなので、ず~っと変らずにいて欲しいのですが、怪我には気をつけなきゃ。

最近の大姫

姫です。相変わらず散歩の度に亀を探しています。

歩道に植えられているヤシの木の周りは土になっているのですが、そこを執拗にクンクン。
土部分にはタバコの吸殻やら、ごみが捨てられていることが多いので、あんまり鼻を地面に擦り付けて欲しくないのです。
しかも、散歩がはかどらないことおびただしいし。
何とか亀の事は忘れて欲しいものです。

こちらは亀の事はすっかり忘れている大輔です。

シーバ編集部のブログにわんこの写真を上手に撮るには、下から見上げるようにした方が良いという記事があったので、試してみました。
...アゴのたるみが気になるような気もしますが、どんなアングルでもハンサムです~(笑)

先日、庭でパーティがあったのですが、その準備を手伝う(?)姫です。
美味しいものが出てくる予感に、思わず舌をぺろり。

姫の予感は正しかったのでした~。

右後方に写っているのはお寿司です。
ここサウジでも寿司は大人気なのです。
寿司ネタの魚資源が枯渇するから、寿司は日本の秘密にしておけばよかったのにと内心思ってしまうのでした。

亀発見!

姫が散歩の途中に亀を見つけてしまいました。
砂漠の国で亀?
誰かがペットで飼っていたのを逃がしたのかしら~と不思議に思ったのですが、後で聞いてみると亀を見かけた事のある人は多いようです。陸亀なんだろ~と誰かが言っていましたが、陸亀ってそれほど水は必要ないんでしょうか?

ともあれ、姫が執拗に、亀はもちろん、周りの地面も引っ掻き、あげくに亀を噛もうとするので、仕方なく地面から救出し、石の歩道の上に置いてみました。

大輔は亀の臭いをふんふんし、ちょいちょいっと前足で突付くだけで、きわめて紳士的です。
携帯画像なので、画質が荒いですがご容赦を。

姫は石は引っ掻けないからか、急速に興味を失っています。
向こうの方に土が散乱しているのが見えますが、姫の仕業です。

亀をアスファルトの上に残して行って、干し亀になったりしないだろうか?とは思ったのですが、姫が興味を失ったのを幸いに、後ろ髪を引かれるふたりを引っ張ってその場を立ち去りました。

そして翌日、

別の場所の枯れ草の下でくつろいでいた亀を、再び姫が掘り出してしまいました。
かわいそうな亀。またこいつらかよ~って思っていたでしょうねぇ。
すでに姫にひっくり返されています。

姫は引っ掻く、齧る、ひっくり返す、と悪行の限りをつくしていす。

大興奮の姫を亀から引き離し、未使用のウンチ袋に入れて、近くの公園まで運びました。
柵の隙間からポトッと投げ入れて、ホッ。
ウチにつれて帰ろうかとも思ったのですが、毎日姫のハラスメントを受けるようになっては、気の毒です。
その後も未練タラタラの姫は、あっちこっちを嗅ぎまくっていました。

至福の時間

日曜、じゃなかった金曜(こちらの日曜です。相変わらず週末を土日と言ってしまいます)の午後、至福の時間。

、、、って大輔のではありません。私のです。

ソファーの半分に大輔が寝そべり、もう半分に私が寝そべって、お茶を飲みながら本を読んでました。
片足をソファーと大輔の背中の間に差し入れて、暖かい大輔の体温がじんわりと伝わってきます。
ああ、幸せ。

最近は週末になると砂嵐になるような気がします。
今日も例に漏れず、窓の外は砂色の世界です。
これから散歩に行かねばならないのですが、短時間で勘弁してもらえるかな~。

ね、大ちゃん。

寂しかった?

2泊3日の旅行中、いつも大輔と姫の世話をしてくれる人達も、イースターの休みを利用するべくメッカに遊びに行ってしまいました。
イスラム教徒なので、何かと言うとメッカに行ってしまいます。
巡礼と言うよりも、江戸時代のお伊勢参りの感覚に近いかも~と密かに思っています。
ともあれ、仕方がないので、庭師に臨時の世話係役を頼んで出かけました。

全く知らない仲ではないのですが、やっぱりストレスになってしまったようです。
寂しくて足を噛んでいたらしく、この通り。

姫は大輔が居てくれればいいので、大丈夫なのですが、大輔は何よりも私とダンナが大好きな家族オンリーの柴気質です。
そういうところを熱愛しているのですが、非常時には困ってしまいます。
こちらの奥さん友達は暑いリヤドの夏を避けて2ヶ月ぐらい留守にする人が多いのですが、大輔と姫をそんなに長く置いてはいけません。
今年の夏はリヤドで籠城状態かも。
可愛い大姫の為ならエンヤコラです。

安心してお昼寝してね~、大ちゃん。

行き倒れ

大変、柴犬が階段で行き倒れてます!
助けるにはクッキー系のおやつがいちばんです。
リヤドまでお送りください。