キャンプ@砂漠

一昨日、またもや砂嵐に襲われました。

この時、私達は何をしていたのでしょうか?

前回の時は、野外で路上ホッケーの観戦をしていたのですが、
今回は、なんと、

野外でキャンプしてました~(泣)

上の写真の時はまだ良かったのです。
キャンプファイヤーして、満天の星を見ながら野宿。ああ、なんてロマン、、、
のはずが、夜中に砂嵐が襲ってきました。

しかも気温が急激に下がり、寒い、寒い~!
途中で車の中に避難したのですが、結局1時間ぐらいしか眠れませんでした。

朝、日の出とともにそそくさと撤収。

思い出に残る砂漠でキャンプとなりました。
中国では黄砂が降っていると聞きました。
日本でも被害が出ているのでしょうか?
砂にはくれぐれもご注意下さい。

世界の果て

バーレーンに行った日の前日に「世界の果て(the Edge of the World)」に行ってきました。

これは途中にあったコーヒーポットの銅像(?)
別にコーヒー屋が近くにあるわけでもなく、何故これがここにあるのかは謎です。

砂漠を走ること1時間ぐらいで、「世界の果て」に到着。
「世界の果て」って意外と近かったのねぇ。

ここが世界の端っこ、、、のはずはなく、ここから見た景色はこんなのです。

この場所の元々の名前はナントカ崖とか言うらしいです(ナントカの部分は忘れました)が、砂漠好きの外国人達の間の通称が”The Edge of the World”なんだそうです。

崖を登って見ると、さらに景色が雄大になります。

遅いランチを食べて帰途に着きました。

バーレーンF1

バーレーンにF1を見に行ってきました。
レースの途中の給油の禁止という新ルールやシューマッハーの復帰など、話題が多いシーズン開幕戦でした。

会場は既に37℃。
観客も暑いですが、レーサーはもっと暑いのでしょうねぇ。
服には冷却装置が付いているそうですけれど。

会場です。人がまばらなのは決勝レースの前日の予選の前だからです。

これは決勝の日。レーサー達がトラックに乗って登場。

レッドブル・ルノーのセバスチャン・ベッテルがトラブルで脱落する前の、フェラーリのフェルナンド・アロンソと同じくフェラーリのフェリッペ・マッサが2,3位の時の動画です。
目の前を横切っていく人々が邪魔ですが、ご容赦を。
音が大きいので気を付けてください。
会場にいても目の前の部分しか見れないので、結局こんな場面を49回見ていたことになります。
爆音防止に耳栓は必須でした。


サーキット49周の結果、優勝はアロンソの手に。

またもやらくだです

再びらくだです。

砂漠の国では、ちょっとどこかへ出かけていくとらくだがいるのです。
今回は知り合いの「農園」にお邪魔した時に、近くのらくだを見に連れて行ってもらったのでした。
知り合いの「農園」は日本で言えば別荘、カナダで言えばコテージでした。
広い庭ではオレンジの花の香りがあたり一面に漂っていて、趣味の畑にはレタス、ルッコラ、チリなどたくさんの野菜が育っていました。

らくだに戻りますが(笑)、横顔アップでいかがでしょう?
まつげが長い~!

子らくだ達も。色々な色の子達がいました。

らくだは普段は干草を食べていますが、パンが大好物なんだそうです。

ごちそうさま~。

油田見学

サウジアラビアと言えば石油、石油と言えばサウジアラビア、ということで、油田の見学に行ってきました。
サウジの国営で世界最大の石油会社アラムコの新しい油田、Khuraisです。
リヤドから飛行機で30分ぐらいのところにあります。
2007年7月に着工して、2009年の6月には稼動し始めたそうです。

残念ながらこの日は風が強くて、外にいると口や目に砂が入って大変でした。
道路の上で砂が舞っているのがわかるでしょうか?

ここは原油を汲み上げているのですが、実際のコントロールセンターなどの施設はセキュリティーの為、写真撮影は禁止でした。
原油汲み上げは、地下の石油が溜まっている部分に海水を注入して、その圧力で石油が地上に噴出してくるという仕組みになっているのだそうです。4箇所、別々のパイプラインが通っていて、それぞれの状況をセンターで逐次モニターしています。

アラムコは世界中から優秀な人材を集め、その広大なコンパウンドでは女性の運転禁止などの規則も全くなく、映画館もあり、日本や西洋諸国と同じような生活が送れます。
石油産業は国の一大産業ですから、人材確保の為にはそういう地域を作ることも辞さない態度に、サウジ政府の真剣さが伺われます。この会社は経営、技術開発、システムなどどの分野でも超一流で、この前見学に行った科学技術専門の大学、KAUSTのプロジェクトもここが請け負いました。

見学の後はアトラクションもありました。
乗ってみますか?と聞かれましたが、遠慮しました。

鷹匠も。

外は風が相変わらずきついので、テントの中にはいると、そこには美味しそうな匂いが漂っていました。

こちらはランチのテーブル。最初の突き出しのようなものです。
ホモス、タブリ、ファトゥーシュなど、中東の定番メニューがずらり。

最新設備の油田と伝統的なアトラクションにランチの対称が妙な、至れり尽くせりツアーでした。

行き倒れ

大変、柴犬が階段で行き倒れてます!
助けるにはクッキー系のおやつがいちばんです。
リヤドまでお送りください。

バンクーバーではありませんが

バンクーバーで開催されている冬季オリンピックを記念して、ここ砂漠の国でもホッケーの試合がありました。
、、、と言ってもアイスホッケーではなく、路上でボールを使ってするホッケーです。
参加チームはカナダ、アメリカ、英国連邦、北欧、ニュージーランド、インターナショナルの6組です。

場所はテニスコートですし、ヤシの木とゴーリーの格好がなんともミスマッチじゃないですか?
ちなみにカナダではホッケーと言えば、アイスホッケーのこと。誰もわざわざ“アイス”なんて付けて呼びません。
オリンピックで男子チームがアメリカに負けた時には、こちらの新聞にも大きく取り上げられていて、「カナダではホッケーが宗教だから」とまで書かれていました。
敗者復活戦で勝って、決勝に進出した時にはカナダ中が安堵のため息だったことでしょう。
決勝戦は今日の現地時間の12時15分からです。
こちらとは11時間の時間差があるので、明日の新聞で結果を知ることになりそうです。
結果がわかってしまっていても、明日は某所でアイスホッケーの試合のビデオ放映があります。
会場の広さの関係で、観客の人数制限があるのですが、申し込み開始当日のお昼までに100人の申し込みがあったとか。

こちらは砂漠の国のホッケーの観客達。

実はこの日は砂嵐でした。それでも試合は敢行。
ホッケーを見ながら周りの人とおしゃべりしていると、口の中がジャリジャリに。そして、手に持っている飲み物のコップの底に砂が溜まってました。当然ながらテーブルも何もかも砂まみれ。

さて、試合の行方ですが、順当にカナダが金メダル、北欧チームが銀メダル、インターナショナルチームが銅メダルに輝きました。
砂嵐にもかかわらず楽しかったです。選手の皆さん、お疲れ様!

KAUST

以前にチラッと書いたことのあるKAUST(King Abdullah University of Science and Technology)の見学に行ってきました。
サウジ国王アブドラの提唱で建てられた最先端の科学・技術専門の大学です。
修士と博士課程だけなので、日本語で言えば大学院になるのかもしれません。
最先端の設備を備え、世界中から名だたる教授陣を迎え、生徒も世界中から募って、これからのサウジアラビアの産業の牽引力としようとする画期的な試みです。去年開校したばかりです。

ジェッダから車で1時間ほどの砂漠の真ん中に、大学、学生や職員の為の住居、ゴルフコースやヨットハーバー、ジムといったような娯楽施設、スーパーなど、大学の敷地内で快適な暮らしが出来るようになっています。

もちろんモスクもありますが、敷地内ではアバヤの着用などが強制されず、男女共学です。

今のサウジアラビアのイメージは決して良いものとは言えませんから、世界中から人材を集めるには資金だけでなく、施設や生活環境が整っていることが必須です。
国全体を急激に変えることは不可能ですが、こういった施設の影響が技術・産業だけでなく、風習や生活も変えていく要因となることを願います。
実際にカナダから来て、修士課程を取っている学生に聞いたところ、研究施設としては文句がないものの、敷地内(広いのですが)に閉じ込められているような閉塞感はあり、音楽活動などもやや遠慮気味にしないといけないなど、カナダで勉強するのにくらべてそれなりの制約はあるようです。
この先、学生が増えるとともに、そういった点も改善されるといいのですが。

バスでぐるっと敷地内を見学し、お昼をいただいた後、建物の中も見せてもらいました。
こちらはNMR(Nuclear Magnetic Resonance)。 

強い磁場を作って、DNAその他色々な物質の解析をする機械だそうです。ネットで見つけたサイトの説明では「スペクトルから分子を構成する原子1つ1つを区別し見ることができ、分子を構成する原子同士のつながりがわかる」という画期的な手法である、だそうです。1台でも相当高価なものらしいですが、それが10台もあります。
説明の後で、何か質問は?と言われ、参加者同士顔を見合わせてしまいました。難しすぎて何の質問も思いつきません、、、

敷地内には博物館もありました。ハイテクを駆使した博物館で、音や映像で昔のアラビアでの科学技術の発達の歴史を解説してくれます。13世紀頃まではアラビアは科学の分野で最先端の国でした。過去の栄光をこれから取り戻そうという意気込みが感じられました。

こちらは海の見える図書館。ゆったりと勉強ができそうです。
ちなみにこの大学のパソは全てMACでした。

理科系学生だったら、こんなところで研究に没頭したかったかも~と思いました。
日本人の学生もいるようです。

何を見てるの?

今度は大輔とツーショットです。
私と大輔とバラの花~っていうテーマのはずだったのですが、大ちゃんは何だか気が散っているようです。

一体大輔は何を見ているのかというと、小さな羽です。
道に落ちているハトや烏の羽を見つけると、こわごわ~といった感じで臭いを嗅ぎに行きます。
そして、ちょっとでも風が吹いて羽が動くと、ギョッとして飛び退きます。
何度みても羽がアヤシイ・コワイ、、、

そんな大輔を見て、いつも「可愛い~」と思っている親ばかです(笑)

姫と一緒に

姫は写真を撮られるのが好きではありません。
カメラでじ~っと見つめられるのが苦手なようで、横を向いてしまったり、表情が固くなったりします。
久し振りに可愛い顔が撮れたので、アップ。
ウチの姫ちゃん、美犬~♪

横顔も。

裏庭でスタバのコーヒーをすすりつつ、姫とくつろぎタイムです。

ウチがある地区には店がほとんどありません。小さなスーパーが一軒とイタリアレストラン、ファーストフードの店が何件か、そして、ダンキンドーナツとスターバックス。これだけです。
その中でも、いちばん頻繁に訪れているのがスターバックスなのですが、暑い中をコーヒーの為だけに歩いて行くのはちと苦しい距離です。
カナダもそうでしたが、こちらも車社会。車がなければ生活が成り立ちません。
そんな状況で女性の運転を禁止って、一体何を考えているのか。
女性がどこかへ行こうとすると、夫をはじめとした男性家族に頼るか、運転手を雇うしかありません。
幸いなことに、私の場合はダンナの職場の運転手が使えますが、家庭によっては、かなり不自由を強いられます。
運転手に使うお金を他のことに使えば、もっと経済効果があるのにという議論もあります。
未だに女性の服装規制もある国です。運転が出来るようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。

、、、そんなこと言ってないで、あたちにも飲み物~!