ホースショー

1泊2日でジェッダに行ってきました。
その話は明日に譲るとして、今日はその前日に行ったアラビア馬のショーのこと。
サウジ人の友達がテーブルを予約したから招待するよ~と言ってくれたので、馬のショー?競馬じゃなくて?と頭に?を出しながら行ってみました。
行き先は数多いプリンスのひとりの農園でした。そこでは800頭もの馬が飼われているそうです。

馬の美しさの優劣を競うショーでした。
ドッグショーは知っていましたが、馬でもあるんですね。
審判や司会は全部イギリス人。
観客席はサウジにしては珍しい男女同席で、外国人はアバヤも必要ありません。
そのせいで、サウジ人に人気のイベントなんだそうです。

席にはお菓子やサンドイッチが置かれ、アラビアコーヒーやお茶を次々と持って来てくれます。
給仕の服装がエキゾチック~。

馬の見た目の美しさを判定するには耳、頭、胴体、尻尾、歩き方というポイントがあるんでそうです。
背中はまっすぐ、尻尾は上がっているのが良い等々。

歩いている姿は本当に優美です。
良い馬になると、空中を飛んでいるように見えるのだそうです。

アラブ諸国のうちサウジアラビアだけはなぜか馬に乗らないのだそうです。
ベドウィンが乗るのはらくだだけなんですね。
アラビアのロレンスの映画で馬に乗っている部族がありましたが、あれはサウジ人ではないのでしょうね。

こちらは会場に飾ってあった鞍。きらびやかです~。

GCF

1週間ほどひどく忙しくて、ブログを更新する暇がありませんでした。
今日は金曜日でこちらでは週末なのですが、出かける用事があり、土日でジェッダに行って来ます。
帰ってきたら少しはゆっくり出来るかな~と思ってます。

忙しかった理由のひとつがこれです。
グローバル・コンペティティブネス・フォーラム、略してGCF。
サウジの大企業の主催で、世界中から100人のスピーカーを招待して、スピーチやパネルディスカッションがありました。
ゲストスピーカーは、イギリスの前首相トニー・ブレア、カナダの前首相ジャン・クレチェン、ユニリバーやGEの社長、ノーベル賞の受賞者など、豪華な顔ぶれです。
3日間、朝の9時から、夜の8時まで。

参加者は参加費を払って出席するのですが、サウジ人の友人が招待してくれました。
3日間びっしり参加はできなかったのですが、ノーベル賞受賞者達のパネルディスカッション「次のノーベル賞受賞者を育てる為に何をすべきか?」など、興味深い話が聞けて満足でした。
カナダ人女性のノーベル賞受賞者(アメリカ副大統領アル・ゴアの地球温暖化チームのひとりでした)とは、個人的にお話もできました~♪

写真はGEの社長のスピーチです。

ランチもディナーもついてて、きちっとフルコースで出て来ました。
至れりつくせりのフォーラム、招待してくれた友人に感謝です。

伸びてます

大輔、パソをいじっている私の足元で寝ていました。

寝顔っていつ見ても癒される~と思って見ていると、

伸び~。

なかなかこうやって伸びているところは写真に撮れないので、撮れた記念にアップしてしまいます。
足も伸び~っとしていたのですが、カメラを遠ざける余裕がありませんでした。
全身伸び写真は次回に期待です。

アラビアですので

せっかくアラビアに居るんですからね、

これ、やらなきゃいけないでしょ~、

ということで、行ってきました。

乗馬のレッスンです。
アラビア馬、乗ってみたかったのです。

ダンナの従兄弟の農場で、裸馬に無理矢理(!)乗せられて以来です。
乗馬クラブには写真撮影禁止の看板が立ってましたが、馬だけですから大目に見てもらうことにして、誰も周囲にいない時に携帯でパシャリ。

初めてのレッスンはポクポクと馬を引いてもらいながら、姿勢とバランスの訓練でした。
ひとりで上に乗っているだけでは馬が動いてくれないことと思います。
レッスンは1回1時間、10回で3万円弱。日本で習うよりもはるかに安いようです。
ひとりで乗れるようになるのはいつのことか、、、

ワディにて

昨日の新聞に血液型ダイエットの記事が出ていました。
サウジの若者の間で血液型によって食事の内容を変えて減量することが流行っているのだそうです。 A型は野菜を中心に食べる、B型はほぼ何でも食べていい、等々。
血液型を気にするのは日本人だけだと思っていたら、サウジ人もなんですね。
ただし、血液型ダイエットには何の科学的根拠もないそうです。

そんなこと言ってないで、あたち達の記事をはじめてよ~、と姫が催促しています。
私達の住んでいる地域はぐるっとワディと呼ばれる涸れた谷に囲まれています。
そこが公園のようになっているので、散歩にはもってこいの場所です。

大輔は一体何を見ているのでしょう?

野犬です。
ワディに住んでいると聞いていましたが、群れで見るのは初めてです。
人間の姿を見ると逃げてしまうといいますが、わんこ連れで遭遇したらどうなるのでしょう?

あんまり考えたくない状況です。襲ってはこないと思いますが。

大輔とのツーショット。
影が伸びて足が長~く見えて嬉しい~(笑)

どれから食べる?

わんこブログで時々、何種類かのおやつを目の前に置いて、どの順番で食べるでしょう?という記事を見ます。
大輔がおやつをくれ~とうるさいので、3種類のおやつをあげるついでに、ウチでも試してみることにしました。おやつは、手作り鶏胸肉ジャーキー、市販(と言っても、カナダから取り寄せました~)の乾燥レバー、サウジで買える唯一のわんこクッキー、ミルク・ボーンです。

“leave it (放っておけ)”のコマンドで、ちゃんと待っててくれます。
ところが、”take it(取れ)”のコマンドをかけても、ちゃんと私が手で差し出さないと食べないように躾けてしまったので、食べてくれません。
あまりに良い子に育ってしまったわ~(エッヘン)(笑)
何とか説得して食べてもらいましたが、結果がミエミエのおやつ達なので、読者クイズにはなりそうもありません。

大輔の「クゥ~、おいしい~」っていう顔が好きです♪
姫は食べるのに夢中で顔を上げてくれません(笑)

さて、当然の結果ですが、ふたりとも鶏ジャーキー→乾燥レバー→クッキーの順でした。
今度はもっと難しいおやつで挑戦しなきゃ~です。

午後のお茶

女性の友人を何人かお茶に招待しました。
ウチの写真は、当たり前ですが撮り放題です(笑)

テーブルの装飾は花の代わりにフルーツを使ってみました。
良い感じ~と満足な出来栄えだったのでアップでもう一度。

ブログに遊びに来ていただいている皆様を、ご招待できないのが残念です。

ドバイの旅レポをアップしました。
上の「旅レポ」ボタンでご覧下さい。

お茶のお供

昨日食事の習慣についての話をしたのは、実は、某プリンセスに夕食に招待されたからでした。
色々な国の女性が招待されていて、全部で35人ぐらい。
プリンセス側も10人ぐらいの人がいました。

呼ばれた場所は数あるお屋敷の中のひとつで、女性招待客専用に作られた建物なんだそうです。
内装はロココ風。ゴージャスで優雅な空間でした。
例によって写真は撮れなかったのが残念でした。

昨日の食事の習慣通りに、最初は延々とお茶、コーヒー、ジュースをいただいて、合い間にお菓子、スナックも。
ジュースは、オレンジ、ココナッツ、デーツ、キュウイなど、色々な色できれい。
コーヒーはもちろんアラビア・コーヒーで、お茶もバラエティーに富んでました。
お茶のソーサーには小さなバラが添えられていて、そして、こんな可愛い容器がついていました。

Shiba Cafe

ひとつにはジャスミン水、もう一つにはサフランが入っていて、お茶の中に入れて楽しみます。
可愛かったので、思わず、貰っても良いですか~と近くに居たプリンセスの親戚の方(この方もプリンセスなのかもしれません)に聞いたら、いいですよ~と言ってくれたので、厚かましくもいただいてしまいました。
でも、可愛いの好きは日本人の特徴かと思っていたら、周りに居たほかの国の人々も、じゃあ、あたしも~と貰っていました。
可愛いのが好きなのは、どこの国の女性でも同じなんですね~。

ボトルをアップでにしてみますと、こんなです。

Shiba Cafe

素敵なおもてなしで、とても嬉しくなってしまいました。

ディナーはビュッフェ形式だったのですが、なんと、長~いテーブルの真ん中部分にバラがぎっしり飾られていました。
全部で千本はあるかも~というぐらい。
写真に撮れなかったのが、残念で、残念で、、、

食事の後もすぐにはお開きにはならず、庭まで案内していただきました。
庭の一部にはアラブの伝統的な土で出来た家がありました。どこかからか、まるごと移動させたのでしょうね~。
部屋が3つほどの小さな家は、伝統的な台所道具などが飾られていたり、それはそれはいい雰囲気です。
居間には絨毯とクッションが並べられ、またそこでくつろいでコーヒー~。

こうして優雅なアラビアン・ナイトは更けていったのでした。

食事の習慣

サウジだけなのか、アラブの風習なのかわかりませんが、食事に招いた場合のおもてなしの仕方がとても変っています。

日本では夕食に招かれた場合、割とすぐに食事が出てきますよね?
その食事は普段とは違ったご馳走のことが多く、質と量でお客様をおもてなし~と力が入ります。
食事の後は親しさの程度に応じて、居座る時間の長さが変ってくると思います。

カナダでは食事の前に、まず何かアペリティフを飲んでおしゃべりし、頃合を見計らって、食事になります。
食事は日本よりは力の入れ方が軽いです。
普段よりは少しグレードアップして、おもてなし~という感じ。
食事の後はコーヒーやディジェスティフを飲んでくつろぐ習慣なので、お客様が長くいてくれると、満足してもらえたのかな~と嬉しくなります。

さて、こちらですが、まず延々と飲み物が出てきます。
ジュース、アラビアコーヒー、お茶、その間に甘いお菓子やちょっとしたスナックなども出されます。
食事は一体いつから始まるのだろう?水分でお腹がタプタプになってきたぞ~と思いながらおしゃべりしていると、おお、もうこんな時間~と思うような時間に食事になります。
食事には普通たくさんの人を招くので、ビュッフェ形式が多い気がします。
そして、食事の後はさっさとお開きになります。

所変れば、食事も変る~です。

そうそう、アラビアンコーヒーですが、日本でも飲めるのでしょうか?
私はここに来てはじめて飲みました。

普通のコーヒー豆よりもずっと軽くローストして薄い茶色になった豆を挽いて、沸騰したお湯の中に入れます。じっくりと煮出して、カルダモンを入れて出来上がり。
これを濾してポットにいれ、持ち手のないエスプレッソカップのようなカップに注いでいただきます。
カルダモンの風味がなかなかのもの。
カップが空になるとすぐにまた注いでくれてしまうので、いらない場合はカップを差し出す時に左右に軽く振ります。この時の手は必ず右手で。左手は不浄とされています。
もし、日本でもアラビア料理を食べる機会があれば、是非お試しを。

ここまでは前置き(長いぞ~)だったのですが、紙面が尽きた(?)ので、この後の話は明日に。
画像が全くなかったので、可愛い姫の写真を最後にアップします~。

sleeping beauty

時期外れになってしまいましたが

ウチのクリスマスツリーはどんなだったのかという問い合わせがありましたので、時期外れを省みず、アップしてしまいます。

去年にふたりのみほさんからのプレゼントの記事で、ツリーの写真をアップしたのですが、大輔&姫が一緒に写っていなかったので、それはいけない~と急いで(既に時期外れで、急ぐ必要もないのですが)載せます。

Shiba Cafe

大輔&姫はそれほど嬉しそうじゃないのですが、私だけニマァ~っとしてます。
でも、見せません(笑)
クリスマスに半袖、サンダルです。大輔&姫も夏仕様のまま。

私は余計でした?
あはは、すみません。
肝心のクリスマスツリーがほとんど見えてませんでしたね。
気を取り直して、もう一枚。

 カナダにいた頃はクリスマスツリーは必ず生のバルサム樅の木を使っていました。
けれども、ここ砂漠の国ではプラスチックでもツリーがあるだけで良いとしなければなりません。
ツリーと飾りのほとんどは家の備品として付いてきました。
フランスやドイツで少しだけ買ったツリーの飾りも飾りました。

今日ツリーを片付けてしまうというので、片付けるのは7日まで待たないと~と主張しました。
完全にお正月飾りと勘違いしていますが、いいのです(きっぱり!)
それでも来週にはさすがに片付けないといけませんね。寂しいなぁ~。

Shiba Cafe