わんこ談義

ダンナの仕事関係で、カナダからのお客様が続きました。
ウチにお招きする時、サウジ人が混じっている場合は大輔と姫は2階に監禁状態になりますが、カナダ人のみの場合は野放しです。
カナダ人は犬好きが多いのですが、その中でも、犬を飼っていた、もしくは飼っている人達は特に喜んでくれます。
そして、わんこ談義に花が咲くことになるのですが、今回のお客様達から聞いた話をご披露しちゃいます。

わんこ談義その1:チャウチャウを飼っている女性
最初のチャウチャウが年を取ってきたので、2番目のチャウチャウを家族に迎えることに。
2匹はすぐに仲良くなったのですが、2番目のチャウチャウ、目が見えないことにしばらくして気がつきました。
ブリーダーさんは取り替えてくれると言ったのですが、すでに家族になっている子を手放すことはできません。
そうこうしているうちに初めの子が亡くなりました。
2番目の子は目が見えないので、あっちにぶつかり、こっちにぶつかり、仲間がいないと不便な様子です。
そんな時、友達から「猫を飼いなさい」とアドバイスされました。
半信半疑ながらも、猫を飼って見ると、2匹は仲良しになったばかりか、2番目の子は猫の足音を頼りに動けるようになりました。この猫ちゃん、盲導犬、ならぬ盲導猫として雑誌にも載ったとか。
幸せな犬と猫の様子が目に浮かぶようです。

わんこ談義その2:ブラックラブを飼っている男性
これがうちの子なんだよぉ~、と携帯の待ち受けを見せてくれました。
どう見ても普通のラブラドールなのですが、その人は「うちの娘、可愛いだろ~」と携帯にキッス♪
なんでも、ブリーダーさんの所に見に行った時に、たくさん子犬がいた中で、この子は座っているその人の足の間に入り込んで、スヤスヤ寝てしまったのだとか。
わんこが飼い主を選ぶってよく言われますね~と言うと、「そうなんだよ~、この子がボクを選んだんだよ♪」とメロメロ。
この後、ドッグフードのブランド話に花が咲きました。
愛娘ちゃんはフロムのサーフアンドターフ(肉と魚両方を混ぜたもの)がお気に入りだとか。

わんこ談義その3:ダルメシアンを飼っていた女性
この人のダルメシアンは15才で亡くなったそうですが、ダルメシアンにしては長生きだったそうです。
その秘訣を聞いたところ、ずばり、「う~んと大切にして、甘やかすこと」。
最後は足が弱くなったので、特別の階段まで作ったのだそうです。

 こちらは友達がスークで買ったベドウィンアクセサリーを付けられた姫。
「あたち、ベド柴になっちゃったぁ~」
きゃぁ~って感じで、耳がびっくりした気持ちを表わしてます。

このわんこ談義の結果、大輔&姫、もっと甘やかした方がいいのかな~と真剣に検討中です(笑)

GCF

去年と同様、今年も友人の招待で3日間のフォーラムに出席してきました。
今年も多彩なスピーカーやパネラーの話を聴くことが出来てラッキーでした。
出席者はカナダからは去年と同様に前首相ジャン・クレチェン氏が出席しました。それと、上院議員のマリー・プーランさん、映画プロデューサーのジェイク・エバーツさんの姿も。

ジェイク・エバーツって、「ガンジー」、「キリングフィールド」、「炎のランナー」、「ダンス・ウィズ・ウルブス」、「リバー・ランズ・スルー・イット」など良い映画をたくさん作っているのです。知りませんでした。
「ハリウッドでは娯楽だけの為の映画が多く作られているが、何か意味のある映画を作り続けたい」と、アクション映画ファンにとっては耳の痛いお言葉でした。
スピーチの後に「Journey to Mecca」というIMAXの短い映画を見せてくれました。これは1325年にイブン・バトゥータがメッカに巡礼するという物語で、メッカのカーバ神殿での礼拝の様子なども撮影されています。もし日本で上映されましたら、是非見に行って下さい。

教育問題、環境問題、エネルギー問題など色々なお題でパネルディスカッションがあったのですが、何と言っても今回の目玉はこの方でした。

人物が小さくて、オマケに下を向いてますが、前米大統領クリントンさんです。中東和平に努力した人物なので、サウジでの評価はとても良いのです。今はハイチでの救助活動に力を入れているのだとか。聴衆のひとりのパレスティナ人の「これからも中東和平への努力を続けるのか?」という質問に「もちろん機会があれば努力するが、それについては、ウチの家族の他のメンバーがやっているから」と答えてみんなの笑いを誘っていました。

砂漠のキャンプで食事

18日に1日中雨が降ってから肌寒い日々が続いています、、、と言っても10℃はあるのですが、、、。
その前日、17日に砂漠のキャンプに招待されました。

夜が更けてくるとキャンプに灯がともりました。
妙に派手ですねぇ。アラビア人って実は派手好みだと思います。

砂漠の夜は冷えるので、欠かせないのがキャンプファイアー。
カメラを構えている人以外はコーヒー係さん達です。
お客が着くと、まず最初に出てくるのがアラビアコーヒー。
片手にコーヒーの入ったポット、片手にお猪口のようなカップを何個か重ねて持って、一番上のカップに注いでくれます。空になるとまた来てくれますが、その時にはカップを係りの人が重ねて持っているカップの上に返すと、またそれに注いでくれてしまいます。
もういらない場合はカップを左右に振ってから返すのが作法。
私はこの薄くローストしてカルダモンと煮出したアラビアコーヒーが大好きで、これが出てくると嬉しくなります。
という事は、パーティの最初からウキウキしているということです(笑)

砂漠のキャンプに欠かせないのがもうひとつ。
ゲストの余興に連れて来られたラクダ達。
可愛い顔してますよね。
どこかに行ってしまわないようにと足を縛られているのが可哀相、、、。

そんなこんなで夜が更けて、お待ちかねの夕食は、本格的サウジスタイルでした。

真ん中にどんどんどんと置いてあるのがカプサと呼ばれる料理です。典型的なサウジ料理で、大皿に炒めてサフランで色づけ・味付けしたライスの上にど~んとローストした肉を置いたもの。
この日は羊肉でしたが、ラクダや鶏肉もありです。

そして床に座って食べるのですが、これが食べにくい~。
日本人は畳に座る習慣があるので、これぐらいこなせるでしょ~と思ったのですが、何回やっても無理。
サウジスタイルの食事、これで3回目ぐらいです。
低い食卓があるのとないのとで、快適さに大きな違いが出るのです。
で、周りを見回すと、非サウジ人達はなんとも居心地悪そうに食事をしていますが、サウジ人達は胡坐をかくようにして、いとも快適にお食事中でした。慣れの問題でしょうか?

食事が済んだ頃ぐらいに、稲妻、雷、そして雨がポツポツ降ってきました。
砂漠で雨なんて、ちょっとオツなものかもしれません。
雨の後は砂漠に花が咲くのだとか。
来週ぐらいには見に行ってみようかな~。

雨が降りました

おととい,、1日中雨が降りました。
ここリヤドでこんな雨が降るのはとても珍しいのです。
お陰で、リビングの横にあるサンルームが雨漏りし、ネットになかなか繋がらなくなりました。雨が降ると何故にインターネットに影響が出るんでしょう?
その反面、湿度が普段の20%台から50%に一気に上昇。肌には優しい環境~♪
今日も曇り空で肌寒い一日になりそうです。

ネットがまだ調子が悪いので、繋がっている間に短い記事でアップしてしまいます。
ご容赦下さい。

ハリネズミ事件

去年の話ですが、アップしそびれたので書いてしまいます。

大輔&姫と散歩に行きました。

散歩のコースはほとんど大輔が決めます。
マーキング命の大輔くん、同じコースを歩くのを嫌がるのです。
この日はちょっと離れた公園までのコース。

公園ではブーゲンビリアが花盛り、、、って一年中花盛りなんですけれど、、、
茂みを大輔が熱心にクンクンしているので、何かあるのかと見てみると、
根元にこんな子がいました。

薄暗い場所での携帯写真なのでボケてますが、栗のイガではありません。
ハリネズミです。
姫もハリネズミに気が付いて、大興奮!
大輔はクンクンして、前足でチョイチョイっと突っつくだけなので良いのですが、姫は突撃して噛みに行きます。口に針が刺さったら大変!
大輔もつられて興奮しているので、ハリネズミに近づかないようにふたりのリードを引っ張ります。
姫は大興奮中で、ハリネズミに近づけないので、近くの茂みに八つ当たり。滅多やたらと枝を噛んでいます。
この状態でその場を立ち去るには、嫌がるふたりを引きずっていかないといけません。
それって結構大変です。

仕方がないので、大輔&姫を近くの街灯にくくりつけ、ハリネズミちゃんを捕獲に向かいました。
その辺に落ちていた小枝でハリネズミを押して、ウン袋に収納。
それが上の写真です。
ハリネズミ入りの袋は口をしばらずに、近くの芝生の上に置きました。

大輔&姫を街灯から開放すると、まっしぐらに茂みへ。ハリネズミが見当たらないので辺りをうろうろ。大輔は芝生の上のビニール袋を見つけ、シーをかけてしまいましたが、中のハリネズミには気ががつきませんでした。

そんなこんなで公園から無事撤収しました。

バーレーン

新年早々、カナダからの来客とあっちこっち忙しく観光して回っていました。
リヤドにはスーク(市場)と呼ばれる場所がたくさんあるのですが、いちばん観光客向けのスークへなんと3回もお付き合いしてしまいました。
しかも、一緒に行く度につい色々と買ってしまいます。楽しかったぁ~♪

バーレーンにも一緒に行きました。
これは古い砦の跡です。5000年ぐらいも前から色々な人々が住み続けていた場所なのだとか。
向こうに見える近代的な建物との対比が面白いですね。

こちらはその昔の真珠商人の家です。
バーレーンではその昔、真珠が主要産物でした。その取引で財を成した人の家が保存されています。
「日本」が真珠の養殖をするようになって、バーレーンの真珠産業は廃れてしまったんだそうです。
ちゃんとその旨が博物館の説明に書かれてました。なんだか申し訳ないような気持ちにさせられました。

ともあれ、こちらがシーク・イサ・ビン・アリという人の豪邸です。

壁や扉の装飾も凝っていました。

ここは友達夫婦と3人で見学しました。
その間、ダンナは何をしていたかと言うと、F1のサーキットに車を持ち込んで走り回っていました。
月に1度だけ、サーキットの一部を一般に開放しているのです。
自分の車で思い存分走れるというので、人気だそうです。
いちばん長い直線コースは入っていないので、思ったよりもスピードは出せなかったようですが、ず~っとサーキットで走ってみたかったダンナはしごく満足したようです。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

前回砂嵐にあったのに、懲りずに年末に砂漠で1泊キャンプをしてきました。
砂丘の美しい曲線と満点の星空にうっとりでした。
大輔&姫はお留守番だったので、せめてもと年賀状にしてみました。