これ、サウジで手に入る女性雑誌の記事の一部なのですが、写真のどこかがおかしくないですか?
え?わからないって?
じゃあこれは?
そうなのです。肩の部分が修正されているのです。
肩を露出した写真を雑誌に載せると、それを見た男性読者が興奮するといけないから?
もっと別の部分ならともかく、ただの肩なんですけど、、、
慎み深さの基準って国によって大幅に違うということでしょうか???

カナダ生まれの柴犬、大輔と姫との生活を綴っています。
夏の間変形してしまっていた大輔の肉球、冬の間にきれいになりました~♪
見て下さい。
夏の間の肉球がどんなだったのかはこちらをご覧下さい。
お医者さんに肉球が変形しているのではなくて、毛が生えてきているのだと言われたのですが、半信半疑でした。
お医者さん、疑ってすみません~!
話が変りますが、10年以上も前に東北に遊びに行った時に、気仙沼でとても美味しいお店を見つけました。「浜の家」というお店で、新鮮な魚料理が信じられないくらい美味しかったこと、今でも覚えています。お店のご主人がジャズが好きで、その話で盛り上がり、東京に帰ってきてからも2回ほど新鮮な魚を届けていただきました。何年か年賀状のやり取りもしていたのですが、あっちこっち引越ししているうちに音信不通になっていました。
今回の震災で、ご家族やお店がどうなったか心配していたのですが、ご主人の名前もお店の名前も思い出せず、気になるままに時間が過ぎていました。そんな時、珍しく部屋の整理をしていたダンナが、お店の名刺を見つけました。
早速、検索しました。
ご家族は全員無事だそうです。
ですが、家もお店もなくなってしまったそうです。
さぞかし気落ちされていることと思います。こんな時に励ましの言葉って無意味に近いのかも。
陰ながら、一日も早く立ち直りの目途がつきますようにとお祈りしています。
ではなくて、ここ、ジェナドリア・フェスティバルの日本館の中にしつらえられた和室です。
毎年1回開催されるこのフェスティバル、1カ国だけ外国が特別のゲストとして参加します。
去年はフランスでしたが、今年は日本です。
大震災の為に参加が危ぶまれましたが、開催のはこびになりました。
こんな時こそ日本をアピール!ですよね。
日本の生活、産業、歴史が色々な展示を通して紹介されています。
パビリオンの入り口で、たくさんのスクリーンに日本の色々な情景が映し出されています。
プラスティック製のすき焼き。 これが本物だったら、、、

兜の複製。
こんな豪華な兜、初めて見ました。
本物は一体日本のどこにあるのでしょう?
お茶のお手前の実演もあって、実際にお菓子とお抹茶をいただきました。

すっかりホームシックです。
今年のジェナドリア・フェスティバル(これが何かという解説は去年の記事をご覧下さい)、オープニングセレモニーに行ってきました。
例年は3月のこのフェスティバル、今年は王様の病気の為に4月に延期されました。
去年の招待はダンナのみだったのですが、今年は奥さん同伴のご招待でした。
のろ~いスピードではありますが、徐々に社会が開かれてきているということでしょうか?
オープニングはらくだのレースが目玉のひとつです。
が、
あいにくの砂嵐!
その日の午後の早い時間までは普通の天気だったのですが、会場に向かってバスに揺られている間に始まってしまいました。
室内でガラス越しに見ていたのですが、その室内ももやぁ~っとしていました。
しかもアナウンスは全部アラビア語で、一体これがレースなのか、予行演習なのかもわからぬまま、お友達とおしゃべりをしている間に、
レースは終わってしまったのでした、、、
アラビア風のビュッフェディナーの後、気を取り直して、ダンスを見ましょう。
おっと、違った。こちらは音楽にあわせて踊っている観客達でした。

こちらが本物のダンスです。出演者は全員男性。
観客も少数の外国人女性を除いて、ほとんどが男性です。
まあね、日本の歌舞伎役者も全員男ですからね。、、、あまり比較にはなりませんけれど。
こうしてオープニングの夜は更けていったのでした。
結局家にたどり着いたのは夜中の12時過ぎ、それまで砂嵐は止みませんでした。
会場から会場へ移動する時には1分ぐらい外を歩かないといけなかったのですが、初めてアバヤとベールがあってよかった~と思いました(笑)
タイフのバラの旅の続きです。
タイフは酷暑のサウジアラビアにあって、高地にあるせいで、比較的気候が温暖なので有名です。
バラの工場に行く前に、普通のバラを育てているところも見せてもらいました。
ここ、温室ならぬ、冷室?
温度はそれほど低くないので、涼室といったところかもしれません。

上の写真の茶色の部分に水を流し、後ろから風を当てて、冷気を送ります。
冷房とともに加湿にもなって、一石二鳥です。

ここで育ったバラはサウジ国内はもちろんのこと、外国にも輸出されているのだそうです。
バラの他に野菜も見せてもらいました。
美味しそうなピーマン♪
その他にも、キュウリ、トマト、チリペッパーなどなど、色々な種類の野菜がどっさり育っていました。

レタスは外で。
収穫後はご覧の通り、羊達が処理していました。エコですね~。
この時点で朝の8時頃だったのですが、お土産に~とたくさんの花束をいただきました。
まだこれから夜の11時までタイフで遊ぶつもりなのに。
お花、大丈夫かな~と思いながらも断れず、車に積み込んで暑い中を一日中放っておいたのですが、、、

車の後は飛行機に乗せられ1時間程の旅の末、やっと我が家に着きました。
多少萎れていたのですが、すぐに水に漬けておいたら、翌朝はこの通り。
これも。

さすが採れたてで新鮮!
5人で行って、それぞれ抱えきれないほどの花束をいただきました。
タイフのバラ園の皆様、ありがとう~!
貴重なバラのエッセンシャルオイルですが、こんな宝石箱のようなのに入っています。
貴重品ですからね。
こちらでは約11オンスが1トーラという単位で呼ばれるのですが、これは4分の1トーラ瓶です。
オイルの横は、バラの花びらを貰ってきたものをポプリにしたもの。
湿度がないのであっという間に乾燥しました。
ポプリの入れ物は、サウジの身体の不自由な女性に手に職をつけてもらおうという趣旨の会で買ったもの。
素朴な感じが気に入ってます。
日本は今年は例年よりも寒いようですが、そろそろ桜は満開でしょうか?
こちらでもピンク色を求めて旅してきました。
有名なタイフのバラです。
タイフはサウジアラビアの西部に位置し、イスラム教の聖地であるメッカやメディナに近い町です。
独特の芳香を持つバラで有名で、そのバラからローズウォーターやエッセンシャルオイルが作られます。
毎年4月のバラの季節にローズ・フェスティバルが開催されます。
朝4時起きの、夜中の1時過ぎ帰宅という強行軍で行ってきました。
フェスティバルは午後の4時からなので、まずは工場見学です。
タイフのバラは種類としてはダマスクローズと呼ばれるバラです。こちらではタイフィと呼ばれています。
有名なブルガリアのバラやシリアのバラと同じ種類ですが、タイフの人々に言わせると、タイフのバラの香りは特別で、他の場所にタイフのバラを移植しても同じ香りにならないのだそうです。
朝、花が開いて貴重なオイルが蒸発しないうちに、バラはひとつひとつ手摘みされます。
そのバラの花びら、約1万枚を銅製の釜に入れます。
銅製だと匂いが移らないのだそうです。
そしてその上から水を入れます。昨日採ったバラ水に普通の水を足して使っているようでした。
蓋をしてじっくりと蒸留します。
バラの水蒸気は冷やされて、ローズウォーターとなって反対側から出てきます。
あたりにバラの香りが充満しています。
ローズウォーターと一緒にオイルも採れるのですが、採れる量はほんのわずかです。
なので、ローズウォーターは1瓶500円ぐらいなのですが、オイルの方はほんの11オンス(約325ml)で5、6万円ぐらいするのだそうです。
このオイル作りが機械化されて、大量生産されるようになればまた話は別なのでしょうけれども、そうなると風情がなくなるというものでしょうか?
最後にバラ花びらまみれにならせてもらいました。
う~ん、幸せぇ~♪