シャンプーしました

カナダではほとんどシャンプーする必要がなかったのですが、パリでは3ヶ月ごとぐらい、ここでは2ヶ月ごとぐらいにはシャンプーです。
カナダってイメージ通りにきれいな国なんだな~と改めて実感。

かわいそうなのはシャンプー嫌いの大輔と姫です。
大輔くん、尻尾も下がってしまっています。
高橋大輔くんは銅メダルをとったんだから、大ちゃんもファイトぉ~。

ん?関係ないよ~って?
大輔、憮然としてますね。

こちらはシャンプー中でもかわゆい姫ちゃん。

うるうるの目で見つめられてしまいました。

タオルドライの後は、自分でナメナメして乾かそうとしてます。
これって本当に効果があるんでしょうか?

お疲れ様~。

オリンピックと中華

皆様、バンクーバーでのオリンピック、見てますか?
カナダ人に囲まれて暮らしてはいるのですが、残念ながらここは砂漠の国、、、
ウィンタースポーツとはほど遠いこの国では、冬季オリンピックへの関心はほとんどないようです。
テレビのスポーツ番組はサッカーを放映しています。オリンピック関係はニュースで一瞬映るだけです。

日本のテレビでスノーボードの競技中だったのを、母にスカイプで少しだけ見せてもらいました。
今回のオリンピック観戦はこれで終わりかもしれません(涙)

友達からグッズはもらいました。公式Tシャツ~。せめてこれだけでも着て歩くぞぉ~って思っています。

さて、話題がころっと変りますが、昨日はチャイニーズ・ニューイヤーだったので、記念に中華料理を食べに行きました。
どうですこの派手な入り口~。
アラブ風も中国風も派手ですから、合体するといよいよ派手になります。

中国系マレーシア人の友達が前もって料理を予約しておいてくれました。
総勢8名で、本格的円卓です。久し振りの中華~。
パリに居た時はしょっちゅうレストランの食事をブログにアップしていましたが、ここに来てからは食べ物の写真がめっきり減ってしまいました。
そう言っても、昨日は食べるのに集中していた為、料理の写真はこれだけです。
骨抜きの丸ごと鶏。中にもち米が詰めてありました。

春巻き、餃子、エビ揚げ餃子、揚げ豆腐、ブロッコリーの炒め物、鴨のロースト、青椒肉絲のようなもの、焼きうどん風の麺、そして、デザートは巨大胡麻団子でした。どれも美味しくて、満腹~♪

。。。とここまではよかったのですが、5時ごろに大輔と姫の散歩に出かけた時にどうも妙に気持ちが悪くなってしまいました。
くらくらするような気がして、しばらく壁に寄りかかって休憩。血糖値が低くなった時のような気分です。
でもお昼にあれだけ食べて血糖値が下がっているはずがないし、ひょっとして糖尿病気味?などと不安になりながらそろそろ歩いて帰宅しました。
しばらくしてから気がついたのですが、中華料理に使われていることが多いMSG(化学調味料、要するに味の素)が原因でした。
日本ではインスタント食品には必ずといっていいほど使われているこのMSG、カナダではほとんど使われません。
中華料理屋は「MSGは使っていません」と表示されているところが多いです。
パリで中華を食べた夜は必ず眠れなくなり、3回目ぐらいにMSGが原因だと気がつき、それ以来は中華を食べるのをやめてしまいました。
久し振りなので、忘れていましたが、サウジでも中華料理にはMSGを使うようです。
ここでも中華料理をレストランで食べられません。はぁ、ため息。
本場、香港や本土中国ではどうなんでしょうねぇ。MSG、使っているのかな~。

毛が抜ける、抜ける~!

砂漠の国ではゴミを分別収集するなんてことはやっていません。
が、何故かウチにはカナダのリサイクル箱があります。
これは缶、ビン用のブルーボックス。紙用は黒の箱です。
実際のゴミ収集には使わないので、大輔&姫の抜け毛箱になってます。

抜け毛の主は相変わらずキッチンに入り浸り中のこの子です。
パリにいた頃はそれほど抜けなかったのですが、夏仕様にどんどん抜けてます。
冬なのに日中の気温は27℃ですから、無理もありません。

同じように暮らしているのに、大輔と姫は同時に抜け毛の季節になったことがありません。
今回は姫はまだ冬仕様のままです。
いつも大輔が先に換毛するかというと、そういうこともなく、姫が先になることもあります。
換毛のメカニズムってどうなっているのでしょうね。大輔と姫に聞いてみたい気がします。

大輔&姫、寝ている格好はとてもよく似ていることがあるのですが、それ以外は性格も違えば、好きなおやつも違うし、換毛期もばらばら。でも、ふたりとも愛しい、愛しい、わんこ達です。
一日遅れだけれど、ハッピー・バレンタイン!!

再びらくだです

再び砂漠に出没していました。
ここは砂丘ではなく、やや固めの砂地で、アカシアの木がところどころに生えています。
実は目的地があったのですが、地図がないので迷ってしまいました。

行く手にらくだがいます。

え~っと、こんなところで、何しているの?

何って、日光浴に決まっているじゃないの。
アタシの程よく日焼けしたこの横顔、キレイでしょ~。

ま~、カシャカシャとカメラの音がうるさいわ。ゆっくりお昼寝もできやしない。
あっちに行っちゃいましょ。

あらま、こんなところに美味しそうな草が、、、もぐもぐ、、、

と、らくだは去って行ってしまったのでした。
後姿も決まっている~?

子供のらくだもいました。

むくむくの羊達も。左端の子なんて、パンダみたいじゃないですか?

少しばかり、木や草の生えている場所って貴重な放牧の場なんですね。
私達は結局目的地を見つけられないまま、むなしく砂煙とともに引き返したのでした。
次回は道を知っている人と一緒に行こう~っと。

プリンセス・スークへ

アル・ハラジ・スークに行ってきました。ここは別名プリンセス・スークと呼ばれています。
何故かと言うと、古着屋が多く、豪華なパーティドレスがたくさん売られているからです。
お金持ちの女性達が他の人にあげたり、寄付したりしたドレスが、回りまわってここで売られているようです。
スーク通の友人に連れて行ってもらいました。

刺繍やビーズで飾られたきらびやかなドレスがずらりと並んでいます。が、アラブの人は美的感覚がちょっと違うのかも~と思うようなものもたくさんあります。しかも、野ざらしのため、全てがかなり砂にまみれて埃・砂っぽいです。

でも、色々なドレスを見て回るのは楽しい~♪
しかも値段が激安なのです。1着の値段はいくらだと思いますか?
答えは記事の最後に載せます~。
こんな金とピンク色のドレスはどうでしょう?

売られているのは服だけではありません。
これ、ゴミの山ではありません。全部立派な(?)商品です。

シャンデリアも買えます。

アラビア風の応接セットはいかがでしょう?

朝の9時ごろから12時頃に祈祷の時間で店が閉まるまで楽しみました。
では、収獲品のおひろめ~。

赤い生地の上に黒のレース地が重ねてあるドレス。マダムバタフライ~って感じじゃないですか?(笑)

こちらは黒の生地に黒のレースの重ねで、後ろに茶色と黒のヒラヒラが付いてます。

刺繍が凝っているハデハデドレス。

このドレスがいちばん普通でしょうか?

この2着は伝統的な普段着です。やぱり刺繍が綺麗だったので購入。

3月に友達宅でプリンセス・ボールと称するパーティがあります。参加条件は男性はタキシードがダークスーツ。女性はプリンセス・スークで買ったドレスを着てくること。いちばん奇抜なドレスを着てきた人には賞品が出ます。
どのドレスを着ていきましょうか~。

さて、ドレスの値段ですが、1着が10リヤルです。
10リヤルというのは今日の為替レートで240円!!
いくら?と聞くと、店の人は50リヤルとか60リヤルとか言うのですが、スーク通の友人は10リヤルしかだせないと断言し、財布から10リヤルを取り出し、店の人に押し付けます。それで、商談成立。めでたく10リヤルです。

どうです?リヤドのプリンセス・スーク、行きたくなったでしょ?

柴えこファミリーカレンダー

柴えこファミリーブログ、Saoekoさんが綴るえこちゃん、紅ちゃん、真瑠璃ちゃんの3柴娘ちゃん達のブログです。
可愛くて、お茶目で、お行儀がよくて、柴のお手本のような3柴娘ちゃん達はそれぞれ出産経験もあり、近くに子供達やえこちゃんのダーリンの勇くんも住んでいます。
そんなほほえましい家族の様子を拝見していて、柴えこファミリーファンになりました。

可愛い3柴娘ちゃん達のカレンダーを送ってくださるというお申し出に、遠くに居るのに申し訳ない~と思いながらも、お願いしたところ、はるばる送っていただきました。しかも美味しいお味噌汁も~♪
フリーズドライのお味噌汁、とっても美味しくて感激でした。

カレンダーには勇くんも参加していたり、子供達との集合写真もあって、見ていると目尻が下がりっぱなしになります。
えこちゃんと勇くんはとっても素敵なカップルで、えこちゃんは近々おめでたの噂もあり、目の離せないファミリーです。
Saoekoさん、ありがとうございました!

ところで、最近出番が少ない大輔と姫ですが、元気です~。

相変わらず朝寝坊の大輔。散歩の時間まで寝てます。
「散歩に行くよぉ~」と言われて、渋々起き上がります。

そして、お外大好きの姫。半日は外で過ごしています。
家に入りたくなったら、「わんっ!」と合図。

生まれたばかり

砂丘ドライブの終わりに、今度はタイヤに空気を入れるために、舗装されている場所へ車を走らせていた時のことです。
らくだが目に入りました。
しかも、赤ちゃんらくだが一緒にいるようです。

お母さんらくだの足にはまだ血が付いていました。
赤ちゃんらくだは、生まれたばかりでまだ立つこともできません。

お母さんらくだのミルクを絞って、赤ちゃんにあげていました。

みんなでずら~っと並んで撮影。生まれたばかりなのに騒がしくしてごめんね。
赤ちゃんは立ち上がりたそうにもぞもぞしていたので、見守っていたのですが、まだ無理でした。
あんまりみんなで急かすのもいけないよね~と、そっとして置くことにして、その場を立ち去りました。
いい子に育ちますように。

砂丘ドライブ

砂漠に遊びに行ってきました。
今回は本格的な砂丘ドライブです。

さて、ここで問題です。

砂丘のドライブの前に、車にしなければならないことがあります。さて、何でしょうか?

ヒントはこれです。

、、、

わかりました?

、、、

そうなんです、タイヤの空気を抜いているのです。
道路を走るのにちょうど良いぐらいのタイヤで走ると砂に沈んでしまうので、空気を抜いて圧力を減らします。

タイヤも程よくへこんだところで、砂丘ツアーに出発~。

砂丘のドライブの醍醐味は、何と言っても砂の丘を上り下りすることです。

程よいスピードで上がって頂上をクリアします。スピードが足りないとクリアできないし、出すぎていると飛んでしまいます。
あと一歩、頑張れ~。

残念、もう一歩でした。あえ無く後退、、、

頂上で立ち往生する場合も。
タイヤが空回りして、砂を盛大に吹き飛ばします。
一台が立ち往生すると、他のメンバーは救出に向かう前に、それ~っとばかりにカメラのシャッターを切ります。
これはそんなみんなにサービスして、盛大にタイヤを空回りさせてくれているところです。

立ち往生するのは丘の上だけではありません。
砂丘では平らなところに止まってはいけません。どうしてかって?

こうなるからです。ずぶずぶずぶ~っと沈んでしまいます。
この車は今回のツアーリーダーで、先頭を行って走りやすくて面白いルートを探し、しかもみんなの世話も焼かねばならないので、色々なところで立ち往生していました。

立ち往生した車は、他の車にロープを繋いで、牽引して助ける場合もありますが、軽いばあいは、

押して、

押して、

そして、こんなはしごのような器具も使います。シャベルはもちろん必携です。

ご苦労様の総勢7台。
砂漠へは少なくても3台の車で行くのが望ましいようです。2台が立ち往生してもあとの1台が助けられますから。
7台中5台がプラドでした。
トヨタさん、リコール騒ぎで大変なことになっていますが、プラドはサウジで大人気ですよ~。
鳥取砂丘しかない日本で、砂漠で愛される車作りができるのですから、これを期に品質管理を見直して、立ち直ってほしいものです。

とっても楽しい1日でした。
私は運転しなかったのですが、砂漠初心者のダンナは一度も立ち往生なしでした、
運転が上手ではあるのですが、ビギナーズラックかも。

また遊びに行きたいです。

今度はサラブレッド

最近妙に馬を見る機会が多いです。
今回お邪魔したのは、某プリンス所有の厩舎と競馬場です。
前回と違って、こちらの馬は全部サラブレッド。
厩舎といっても大規模で、敷地の中に馬の為の病院まで完備しています。

競馬場の真ん中は9ホールのゴルフコースになっています。
残念ながら走っているところは見られなかったのですが、馬って本当に綺麗な動物ですね。
立っているだけで優美です。

広大な敷地の一角にはアフリカ村がありました。

家具は南アフリカからの輸入だそうです。

コテージのインテリアはそれぞれ違っていて、凝ったつくりになっていました。

ドアはこんなです。ウチにひとつ欲しいなぁ~。
コテージによって、ライオンやキリンなど、違う動物が浮き彫りになっていました。

敷地内にはキリンやガゼルのような動物が放し飼いになっている一角もありました。
ゆくゆくはアフリカ村はホテルにしたいそうなのですが、2003年から建て初めて、まだ完成していません。
お金に糸目をつけずに、ゆったりと建てているようです。
サウジのお金持ちって、スケールが桁違いですねぇ。

ジェッダにて

西海岸にあるサウジアラビア第二の都市、ジェッダに行ってきました。

ダンナの出張にくっついていったので、1泊だけです。
サウジ国王の提唱で建てられた”KAUST(King Abdullah University of Science and Technology )”と呼ばれる新しい大学を見学するというので、一緒に行くことにしたのです。が、直前でその予定が取りやめになってしまいました。
この大学は最先端の科学技術を研究開発するべく、世界中から一流の学者を招聘し、戒律の厳しいサウジアラビアで、唯一の男女共学、政府や宗教警察の干渉を排除した画期的な試みなのです。

その代わりに言語障害と聴覚障害者、主に子供の為の病院と、知的障害のある子供の施設を見学させてもらいました。
どちらもサウジ女性がゼロから作り上げて、その経営に当っています。
病院の医師はアメリカとカナダで免許を取得した人達ばかり、最先端技術を使い、教材は外国語のものをアラビア語になおすなど、アラブ諸国の中でのパイオニア的存在です。
施設のほうも行き届いた設備と教育方法、先生達も有資格者ばかりです。しかもこちらは非営利です。
元からお金持ちで資金が潤沢にあったことは、成功の大きな理由のひとつだったとは思いますが、
女性に対する差別や制約の多いこの国で、他の国にも負けないほどの施設を作り上げ、維持しているふたりの情熱と努力に圧倒されてしまいました。

見学後は少し時間があったので、古い建物が残っている地域に行ってみました。

立派な文化遺産だと思うのですが、ほとんど修復している様子はありません。
この建物だけがかろうじて1階だけは博物館もどきになっていて、展示がしてありました。

周辺はスーク(市場)です。

道路まで屋台が広がっています。本当は不法なんだそうですが、当局が見逃しているのだそうです。

新しいビルもたくさんあるのですが、写真を撮ったのはここだけだったもので、、、
次の訪問の際にはジェッダの他の顔も撮って来たいと思っています。