本場のデーツ

サウジに来る前からデーツをお土産に買いたいと言っていたきらきらさんと一緒に、自他共に認めるリヤド一のデーツ屋に行ってきました。
普通のデーツの他に、チョコレートやクッキー、ジャム、マスタード、お酢にいたるまで、色々なデーツ入りの製品が手に入ります。
お値段もかなりそれなり。

普通のデーツにも色々あって、色や形や食感も比べてみると違いがあります。
びっくりしたのはウチにあったデーツを食べ比べてみただけのきらきらさんが、お店できっちりと名前まで指定してデーツを買っていたこと。さすが食いしん坊、、、いえいえ、、、ゴホゴホ、、、美食家!

デーツには固いのと柔らかいのとその中間のがあるそうですが、きらきらさんは固いのと中間のがお気に召したようです。
柔らかいのはクッキーにいれたり、デーツケーキにしたりもできます。
このお店のは値段が高すぎて、そんなことをしたらもったいないですけれど。
あたたかいデーツケーキにキャラメルソースをかけて食べます。
ダイエットの敵ですが、美味しい~♪

きらきらさんとプリンセス・スーク

キキちゃん、とっても可愛い3歳児で、持ち物も着る物もピンクが大好き。
キキちゃんのカーニバル用のドレスを買いにきらきらさんとプリンセス・スーク(古着市場)へ。 
埃っぽくて、ゴミゴミしているので、残念ながらキキちゃん本人はお留守番でした。

大人用のドレスは趣味を疑うようなのが多いのですが、子供用は可愛いのがたくさん!
しかも、値段が1着300円!これは買うしかないでしょ~。

あれやこれやと物色しながら、結局キキちゃん用に4着ほどお買い上げ。
私もついでに1着買ったのですが、きらきらさんはキキちゃん用を探すのに夢中で、自分用のドレスを探す時間がありませんでした。
昼の12時頃、お祈りの時間でお店が閉まってしまうので、買い物は時間との戦い(!)なのです。

帰って来ると、キキちゃん、さっそくピンクのドレスを見つけてしまいました。
洗ってからでないと着れないよ~と言っているのに、すぐに着たくてウズウズ。
洗ってもらっている間も、待ちきれずに傍でしばらく見ていました。
女の子だものね~。きれいなドレスは嬉しいよね~。

お気に入りのピンクのドレスはこんなのです。お顔が見えないので載せちゃいます。可愛いでしょ?
裾はトレーンを引いているんですよ。いっちょ前~。
横の階段に試着を待っているドレスがあるのですが、これが気に入って、なかなか脱いでくれませんでした。

そばで大輔が見守っています。
かわいいでしょ~のVサインも出ちゃってます♪


大輔とキキちゃんはこんな風に良い感じだったのですが、姫が問題でした(><)

きらきらさんには大輔も姫も歓迎モードだったのですが、姫はキキちゃんが動くたびにワンワン吠え、「怖いよぉ~」とキキちゃんが逃げると吠えながら追いかける始末。
たきびちゃんと一緒に生活しているので、柴には慣れているキキちゃんですが、これではたまりません。
でも、一緒にお散歩に行って、姫のリードをキキちゃんが持って歩くと、ちゃ~んとキキちゃんのペースに合わせて歩いてくれました。姫ちゃん、一体何を考えているのかわかりません。
今度会う時は仲良くなれると良いのですが、、、

デザート作り

ニース在住の柴友きらきらさんとその愛娘キキちゃんが遊びに来てくれていました。
ふたりと遊ぶのに忙しくて、すっかりご無沙汰してしまいました。
これはふたりと参加したスイス人シェフのデザート講座の写真です。

飴を溶かして、スプーンでおたまの上に細い糸状に手早くかけます。
そして、芸術作品の完成~!

シェフのを見ていると簡単そうだったのですが、実際にやってみるとどうなのでしょう?
今度試してみるぞ~と思っています。

中東状況、あっちこっちでデモやら何やら勃発していますね。
バーレーンのF1レースは中止になってしまいましたが、この時期にここにいられたのはラッキーと言ってもいいのかも。
新しい中東のはじまりという歴史的な瞬間に立ち会っているのかもしれないと期待でわくわくします。
平和裏に独裁政権が崩壊して民主的な政治へと移行できれば、もちろんそれがいちばんいいのですが、現実的にはそんなことが起こる可能性はごくわずかです。各国の状況がこれからどうなるのか、目が離せません。
ちなみにここサウジはごく平和で、今のところ中東各地の動きの影響は特に出ていません。ご心配なく。

ムバラク政権崩壊

最近何かと騒がしい中東ですが、エジプトでムバラク大統領がようやく辞任しましたね。
これからエジプトがどうなっていくのか、また周辺諸国にどんな影響を与えるのか、注目したいところです。
サウジでもチュニジアでデモが起きていた時にジェダで洪水がありました。
去年も同じような洪水が起きたのですが、全く改善されていなかったようで、市民の不満が高まっていました。
小規模なデモは起きたようですが、それだけでした。
この国にも何らかの影響が出るのでしょうか、どうでしょうか。

そんな中東情勢は関係ないよ、おやつちょうだい~っ!

刺繍が好きです

norinorenさんのところで、刺繍フェチなのを告白してきた(http://norinoren.exblog.jp/14080124/)ので、こちらのスークで買った刺繍グッズをお披露目しちゃいます。どれも多分インド製です。

刺繍のジャケット。実はずいぶん大きいので部屋着としてしか着られません。
でも、この一面の刺繍にクラクラとなり、気がついたときには買っていました。

たくさんあるスカーフの内の2枚だけ。
黒字に花の模様が縁にぎっしりが気に入っているもの。

こちらは赤地に金糸とビーズで刺繍がしてあります。

これは正方形のテーブルクロスで、ビーズがびっしり使ってあります。
どっしりと重いです。

こうして見ると日本の刺繍とはかなり違いますね。
華やかというのか、ケバケバしいというのか、、、見方によると思いますが、、、。

花と柴犬?

パリの時も大輔&姫の写真を花の前で撮ろうとして四苦八苦していましたが、こちらでも同じです。
ここでは花の種類が少なくて、しかも同じ花が年中咲いています。
ブーゲンビリアは色のついている部分は葉っぱなんだそうですが、細かいことは気にせずに。

リードで姫の顔が隠れてしまいました。
それじゃあ、姫ちゃんひとりのショットにしてみましょ~。

あらま、目をつぶっちゃった。
最後の手段で、花を顔に近づけての無理矢理撮影はどうでしょう?
今度はハイビスカスです。情熱の赤が姫に似合うでしょ~。

、、、姫が花びらを噛み千切ってしまいました。こりゃダメだ。

大輔はこっちを向いてくれません。しかも背景がただの緑だし。

どうしてこんなに大変なんでしょうねぇ。

そんなこと、どうちてかなんて、あたち、知らないわ~(姫)

最後は画面からはみ出ている大姫で〆ましょう。
アラビア風庭園と柴犬っていうテーマを狙っていたのですが、次回に期待(?)です。

これからの日本ってどうなるの?

先日のGCFでの元首相や大統領のスピーチ、内容も話し方も良くて、さすがに長年政治家をやっているだけあるな~って関心しました。そこで我が国日本の首相や如何に、、、とYouTubeで菅首相のダボスでのスピーチを聴いてみました。問題が山積みの今日この頃、忙しいスケジュール調整してのダボス入り、きっと良いスピーチを聞かせてくれるんだろうな~と期待が高まります。

結果は、、、

日本語でのスピーチをフランス語訛りの英語で通訳しているっていうハンデはあるんですけどね。
でも、何年にもわたる不況、財政赤字、、、長期債務残高が1300兆円を越えてるって、一体それ何?、、、急速に進む老齢化等等、信じられないぐらいの問題を抱えた国の首相のスピーチが、

「絆を深めよう~」って何なのでしょう?
聞くに堪えなかったので、10分ぐらいで止めてしまったのですが、「抽象論に終わった」っとどこかのサイトで書いてあったので、それ以上の内容はなかったようです。
「アメリカとの絆を更に深め、、、」、アメリカだって大変なんですから、日本にこれ以上にすり寄ってこられてもねぇ。
「人と人との絆を深め、、、」、あのね、そんな悠長なこと言ってて、国の問題を解決できると思っているのでしょうか?どうしても絆を深めたいんだったら、一体具体的にどうやって絆を深めて、その結果不況が克服できるというはっきりした図式を示せぇ~!!!
「日本人の目線は外に向かずに、中に向くようになってしまった、、、」そのお言葉、そのまま政治家諸氏にお返しします。
 

大ちゃんも、日本の政治家、もっとしっかりせぇ~と言っています。
我が愛する祖国、一体これからどうなっちゃうんでしょう?

わんこ談義

ダンナの仕事関係で、カナダからのお客様が続きました。
ウチにお招きする時、サウジ人が混じっている場合は大輔と姫は2階に監禁状態になりますが、カナダ人のみの場合は野放しです。
カナダ人は犬好きが多いのですが、その中でも、犬を飼っていた、もしくは飼っている人達は特に喜んでくれます。
そして、わんこ談義に花が咲くことになるのですが、今回のお客様達から聞いた話をご披露しちゃいます。

わんこ談義その1:チャウチャウを飼っている女性
最初のチャウチャウが年を取ってきたので、2番目のチャウチャウを家族に迎えることに。
2匹はすぐに仲良くなったのですが、2番目のチャウチャウ、目が見えないことにしばらくして気がつきました。
ブリーダーさんは取り替えてくれると言ったのですが、すでに家族になっている子を手放すことはできません。
そうこうしているうちに初めの子が亡くなりました。
2番目の子は目が見えないので、あっちにぶつかり、こっちにぶつかり、仲間がいないと不便な様子です。
そんな時、友達から「猫を飼いなさい」とアドバイスされました。
半信半疑ながらも、猫を飼って見ると、2匹は仲良しになったばかりか、2番目の子は猫の足音を頼りに動けるようになりました。この猫ちゃん、盲導犬、ならぬ盲導猫として雑誌にも載ったとか。
幸せな犬と猫の様子が目に浮かぶようです。

わんこ談義その2:ブラックラブを飼っている男性
これがうちの子なんだよぉ~、と携帯の待ち受けを見せてくれました。
どう見ても普通のラブラドールなのですが、その人は「うちの娘、可愛いだろ~」と携帯にキッス♪
なんでも、ブリーダーさんの所に見に行った時に、たくさん子犬がいた中で、この子は座っているその人の足の間に入り込んで、スヤスヤ寝てしまったのだとか。
わんこが飼い主を選ぶってよく言われますね~と言うと、「そうなんだよ~、この子がボクを選んだんだよ♪」とメロメロ。
この後、ドッグフードのブランド話に花が咲きました。
愛娘ちゃんはフロムのサーフアンドターフ(肉と魚両方を混ぜたもの)がお気に入りだとか。

わんこ談義その3:ダルメシアンを飼っていた女性
この人のダルメシアンは15才で亡くなったそうですが、ダルメシアンにしては長生きだったそうです。
その秘訣を聞いたところ、ずばり、「う~んと大切にして、甘やかすこと」。
最後は足が弱くなったので、特別の階段まで作ったのだそうです。

 こちらは友達がスークで買ったベドウィンアクセサリーを付けられた姫。
「あたち、ベド柴になっちゃったぁ~」
きゃぁ~って感じで、耳がびっくりした気持ちを表わしてます。

このわんこ談義の結果、大輔&姫、もっと甘やかした方がいいのかな~と真剣に検討中です(笑)

GCF

去年と同様、今年も友人の招待で3日間のフォーラムに出席してきました。
今年も多彩なスピーカーやパネラーの話を聴くことが出来てラッキーでした。
出席者はカナダからは去年と同様に前首相ジャン・クレチェン氏が出席しました。それと、上院議員のマリー・プーランさん、映画プロデューサーのジェイク・エバーツさんの姿も。

ジェイク・エバーツって、「ガンジー」、「キリングフィールド」、「炎のランナー」、「ダンス・ウィズ・ウルブス」、「リバー・ランズ・スルー・イット」など良い映画をたくさん作っているのです。知りませんでした。
「ハリウッドでは娯楽だけの為の映画が多く作られているが、何か意味のある映画を作り続けたい」と、アクション映画ファンにとっては耳の痛いお言葉でした。
スピーチの後に「Journey to Mecca」というIMAXの短い映画を見せてくれました。これは1325年にイブン・バトゥータがメッカに巡礼するという物語で、メッカのカーバ神殿での礼拝の様子なども撮影されています。もし日本で上映されましたら、是非見に行って下さい。

教育問題、環境問題、エネルギー問題など色々なお題でパネルディスカッションがあったのですが、何と言っても今回の目玉はこの方でした。

人物が小さくて、オマケに下を向いてますが、前米大統領クリントンさんです。中東和平に努力した人物なので、サウジでの評価はとても良いのです。今はハイチでの救助活動に力を入れているのだとか。聴衆のひとりのパレスティナ人の「これからも中東和平への努力を続けるのか?」という質問に「もちろん機会があれば努力するが、それについては、ウチの家族の他のメンバーがやっているから」と答えてみんなの笑いを誘っていました。

砂漠のキャンプで食事

18日に1日中雨が降ってから肌寒い日々が続いています、、、と言っても10℃はあるのですが、、、。
その前日、17日に砂漠のキャンプに招待されました。

夜が更けてくるとキャンプに灯がともりました。
妙に派手ですねぇ。アラビア人って実は派手好みだと思います。

砂漠の夜は冷えるので、欠かせないのがキャンプファイアー。
カメラを構えている人以外はコーヒー係さん達です。
お客が着くと、まず最初に出てくるのがアラビアコーヒー。
片手にコーヒーの入ったポット、片手にお猪口のようなカップを何個か重ねて持って、一番上のカップに注いでくれます。空になるとまた来てくれますが、その時にはカップを係りの人が重ねて持っているカップの上に返すと、またそれに注いでくれてしまいます。
もういらない場合はカップを左右に振ってから返すのが作法。
私はこの薄くローストしてカルダモンと煮出したアラビアコーヒーが大好きで、これが出てくると嬉しくなります。
という事は、パーティの最初からウキウキしているということです(笑)

砂漠のキャンプに欠かせないのがもうひとつ。
ゲストの余興に連れて来られたラクダ達。
可愛い顔してますよね。
どこかに行ってしまわないようにと足を縛られているのが可哀相、、、。

そんなこんなで夜が更けて、お待ちかねの夕食は、本格的サウジスタイルでした。

真ん中にどんどんどんと置いてあるのがカプサと呼ばれる料理です。典型的なサウジ料理で、大皿に炒めてサフランで色づけ・味付けしたライスの上にど~んとローストした肉を置いたもの。
この日は羊肉でしたが、ラクダや鶏肉もありです。

そして床に座って食べるのですが、これが食べにくい~。
日本人は畳に座る習慣があるので、これぐらいこなせるでしょ~と思ったのですが、何回やっても無理。
サウジスタイルの食事、これで3回目ぐらいです。
低い食卓があるのとないのとで、快適さに大きな違いが出るのです。
で、周りを見回すと、非サウジ人達はなんとも居心地悪そうに食事をしていますが、サウジ人達は胡坐をかくようにして、いとも快適にお食事中でした。慣れの問題でしょうか?

食事が済んだ頃ぐらいに、稲妻、雷、そして雨がポツポツ降ってきました。
砂漠で雨なんて、ちょっとオツなものかもしれません。
雨の後は砂漠に花が咲くのだとか。
来週ぐらいには見に行ってみようかな~。