お花見

行ってきたのはここでした。
ソウルでもやっと桜の季節になったのでした。
ちょっと出遅れて、ハラハラと散り始めていましたが、それがまた綺麗!

sakura

おまけに、こんなに綺麗なのに人があまり通っていません。
ソウルの人は桜が嫌い?

street

そんなはずはありません。
私は見たことがないのですが、日本人と同じで、桜の下で飲んだり食べたりもするという話なのに、、、

実はここ、米軍基地内です。
優雅な桜の隣の柵には鉄条網が張り巡らされています。

barb wire fence

基地に入るには人間はパスがいりますが、わんこはフリーパスです♪
ピンクと緑の絨毯。
クンクンにも普段に増して力が入っちゃいます。

petal carpet

大輔の上に桜の花びらが舞い降りました。

a petal visiting Daisuke

そして、姫の上にも。

a petal visiting hime

日本犬にはやっぱり桜が似合いますね~♪
本犬達は全く花には興味がありませんが、毎日の散歩とは違った場所での散歩を十分楽しんでくれました。

基地は広くて、軍事関係の施設以外に、住居や学校、映画館、ホテルにスーパー、ボーリング場、ゴルフの練習場まであります。
桜の通りだけでなく、他2箇所で散歩して、すっかり満足。

帰りの車の中では夢の中でした。

on the way back

江原道

ダンナの姉夫婦が帰った後、また別のお客様がカナダから。
一緒に江原道(カンウォンドウ)に1泊で遊びに行きました。

roof
「道」というのは日本で言う「県」のようなものです。
江原道は北朝鮮側にまたがっていて、北緯38度線で分断されています。
北朝鮮が危なっかしいことを言っている時に、何もそんな所に行かなくてもって?
ご心配なく。
もともとソウルが北朝鮮に近いところにありますから、ちょっと東に行けば江原道なのです。

ソウルから東にずっと行くと、2時間ほどで日本海に突き当たります。
日本海は韓国では東海と呼ばれています。
昔から同じ海を別々の呼称で呼んでいたのですが、日本の国力が強かった為か、日本海が国際名称として採用されてしまいました。
それが韓国人にとっては大いに不満なようです。

名称は何であれ、とりあえず新鮮なお刺身!

sashimi lunch

どんどん色々な刺身がでてきました。
なまこなんぞもでてきまして、内陸部に住んでいるカナダ人(ウチのお客)にとっては、ちょっとグロテスクすぎたらしいです。
ダンナも食べないので、全部あたしのもの~(笑)

桜もほんの少し咲き始めていました。
sakura

韓国は儒教の国なので仏教を迫害しました。
迫害から逃れる為、寺院はほとんどすべて山の中にあります。
つまり、そこにたどり着くには必ず坂をふうふうと言いながら(言わなくても良いですが、、、)上がらないといけないのです。

たどり着けば、良い景色なのですが。
temple

この日は風が強くて冷たかったのでした。
しかも、泊まりは次期冬季オリンピック予定地のピョンチャン。
そこでは粉雪が舞っていたのでした。

出発時から喉がイガイガだった私。
しっかり風邪でダウンしました。
4日間ほとんど寝たきり。
昔は風邪なんてあっという間に治ったと思ったのですが。
年はとりたくないものです(涙)

ちっとも暖かくならないソウルより、季節のお便りでした(笑)

済州島

済州島に遊びに行ってきました。

名物のあわびのおかゆ。
肝の色で緑色です。
ちょっと不気味ですが、美味しい~。 

 
あわびの踊り食い。グニグニと動くあわびをエイヤッと口に入れます。
コリコリして美味しいのですが、やっぱり普通にお刺身で食べたいかも。

結局、綺麗な景色を観賞するよりも食い気に走るのでした。
とっても美味しいインド料理のお店も見つけました。
韓国料理に飽きた人(私は2日続けて韓国料理が限度)にお勧め。

東京滞在ダイジェスト

日本に1週間ほど行って来ました。

家族と過ごして、買い物して、食べて、お友達と会って、、、とても充実した1週間でした。
日本の蒸し暑い夏は13年振り。
すっかり忘れていましたが、暑いですね~。

でも食いしん坊としては、夏のこの時期ならではの食べ物が堪能できて、意外に嬉しかったりしました。
夏のバーゲンも始まったばかりで、それに合わせたのでは決してなかったのですが、ラッキーでした。

タイミングを合わせたのはこちらでした。

東京都美術館の「マウリッツハイス美術館展」。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が来日しているのです。
平日のお昼頃に行ったのですが、長蛇の列でした。
入場するのに並び、上の絵を前のほうで見るので並びました。
しかもせっかく並んだのに、絵の前では立ち止まるなと言う係りの人の指示で、ゆっくり見る暇もなく通過。
ルーブルにある「レース編を編む女」の前で長い間ぼ~っと見ていたのが懐かしい、、、
絵のほうはもちろんとても麗しかったのですが、細部までじっくり見れなかったのが残念でした。

東京都美術館の近くにある国立西洋美術館では「ベルリン国立美術館展」が開催されています。
こちらでは「真珠の首飾りの少女」が見れますが、こちらのほうはベルリンでじっくり見たことがあり、再び列に並ぶ気力がなかったのでパスしました。

 今回のハイライトのうちのひとつには、こちらも。

凛くん、こたろうくんとことりちゃんです。
凛くんのママさん、小米花さん宅にお邪魔させていただきました。
自分の家なのに、遠慮がちに後ろに下がっているのが凛くん。
柴なので、よく知っている間柄とはいえ、他の柴が家に入ってきて大丈夫かという懸念もありましたが、少し唸っただけで全く問題なし。
さすが紳士な凛くんです。
こたろうくん&ことりちゃんコンビはまるで自分の家のようにくつろいでいました。
可愛い柴に囲まれて、話が弾んで、楽しい1日でした。

ピクニック

水上タクシーに乗って、漢江に浮かぶ小島にピクニックに行ってきました。

このピクニック、ふたりの参加者のお別れパーティも兼ねていました。
ピクニックを計画してくれた人はその人達を自宅でのランチに招待したのですが、招待された側のひとりが、ピクニックを希望したのだそうです。

計画者曰く、こっちのほうが数倍大変!だそうですが、おかげで、川風に吹かれていい気持ち~です。

この緑あふれる小さな島の名前はSeonyudoと言います。

どんな漢字なのかと帰ってから調べたら、「仙遊島」でした。
素敵な名前じゃありませんか~♪

川のほとりのあずまやでランチです。
計画者が雇った人達が前もってセッティングしてくれていたので、優雅に食べるだけでした。

チーズとブドウは私の提供、チキンは他の参加者の提供で、後のお料理は全部計画者が用意してくれました。

この日は暑かったのですが、木陰で川風そよそよで、良いピクニックでした。

(おまけ)

ソウル在住9ヶ月にして初めてカルビを食べました。
正確に言うと、お料理のコースの一つとして出てきたことはあったのですが、カルビがメインの食事は初めてでした。

めちゃウマの霜降りのカルビ。
友人からの招待でした。ありがと~!
この日はお昼も夜も友達のご招待。
持つべきものは友です。
、、、ご馳走になったから言うのではありませんっ!(笑)

夏の別荘へ

某韓国人の夏の別荘に招待していただきました。

伝統的な韓国の家とお庭、ため息が出るぐらいきれいです。

家をぐるっと案内していただいたのですが、その時にこんなものを見つけました。


昔、漢字を覚えるのに使っていた「千字文」です。
詩なのですが、すべて違った漢字が使われているのだそうです。
内容は違っていたと思いますが、日本でも中国でも「千字文」が使われていたのですよね。
こういうのを見ると、日本と韓国が同じ文化圏であることを再確認してしまいます。

きれいなお庭で歌と踊りも披露していただきました。

こちらが歌。
迫力のある歌に聞き惚れてしまいました。
太鼓の男性もいたのですが、地面に座っていた為、私の席からは写真が取れませんでした。

そしてこちらが踊り。
こんな美女にふわふわぁ~と踊られると、同性でもメロメロになってしまいます。

これはその後でいただいたお昼のビュッフェのデザートの中のひとつ。
きれいでしょ~。

外側はお餅で、中は胡麻餡。
きれいなだけではなくて、とても美味でした。

鷺梁津水産市場

ノリャンジン(鷺梁津)スサンシジャン(水産市場)というソウルの魚市場に行って来ました。

遊びに来ていた義姉がカナダ人にもかかわらず、魚は刺身で食べるのがいちばん!と断言するほどの刺身好きなので、新鮮な魚が手に入る場所へ観光ついでに行ってみました。

貝類の種類が多く、サザエだぁ~とひとりで騒いでいたのですが、カナダ人はさすがにサザエはみたことが無く、義姉も義兄も食べそうもない(ダンナは食べます)ので、仕方なく今回は見送りました(涙)

小さい蛸は生きたまま、つるりと食べるのが韓国風とか。
ちょっと無理かも~。

辛そうな物の数々。手前の明太子以外は何だかわかりません。

魚を買ってそのまま傍にあるレストランで調理してもらえるそうなのですが、ガイド兼通訳として一緒に行ってもらったコックさん曰く、観光客向けで値段が高い!そう言えば、中国人らしき一行や、日本人のカップルや、西洋人の家族連れの姿も見かけました。
持ち帰って家で食べることに決定。

選んだのはこの2種類。ヒラメと、、、小さいほうは何でしょう?
そのほかに赤貝のようで赤貝でない貝も買いました。
お店の人が、こっちとこっちは刺身用、と教えてくれます。

魚はどちらもまだ生きているのをその場で捌いてくれました。
生きているのにかわいそうにと思うよりも「美味しそう~」と思う気持ちが勝ってしまうなんて、、、でも美味しそう~!

雪岳山国立公園

ソウルの北東にあるソウラクサン(雪岳山)国立公園に行ってきました。
ソウルから車で3時間ほどです。

ソウルよりも北なので桜はまだなのではないかと、期待しないで行ったのですが、

国立公園の入り口からソクチョウ(束草)という海辺の町まで12kmの桜の道を見つけました。
道の片側だけだったり、両側にあったりするので、全行程が計画的に植えられたのではないようですが、咲き誇る満開の桜にうっとりでした。

泊まったホテルの目の前にも桜。
山を背景にピンクが映えます。
山の中にところどころ新緑も見えて、春爛漫。

国立公園の入り口近くにあるホテルに泊まりました。
このホテル、なぜかイギリス風。
庭にはロンドン名物二階建てバスが鎮座し。内装もこんなのでした。

周りの自然と全くマッチしていないのですが、ホテル自体は居心地の良いホテルで、満足でした。

夜は再び12kmの桜並木を楽しみながら海辺の町、ソクチョウへ。
この地域の名物の新鮮なお刺身の盛り合わせに舌鼓を打ちました。
刺身の盛り合わせを頼むと、それにキムチ各種、レタス、生ニンニクのぶつ切りが付いてきます。
レタスに刺身を乗せて辛いソースをつけて食べるようです。
ニンニクは?そのまま食べるのでしょうか?
刺身にニンニク?と頭に???をたくさん出しながら、食べるのは遠慮しておきました。

お刺身の盛り合わせの後には、刺身をとった後の魚のガラスープが出てきました。豪快に骨や頭がそのまま入っていました。良い出汁がでていて美味でした。

翌日は国立公園の中へ。

神興寺というお寺を見て回ったり。

、、、おっと。お寺の写真じゃなく、こんなの載せちゃいました(笑)
可愛かったので。つい。

橋の欄干の龍に見とれたり、

自然の美しさに魅せられたり、

盛りだくさんの充実した旅行になりました。
韓国の国内をそれほどまだ旅行していないのですが、今まで行った中でここがいちばん気に入りました。
3月に山火事があって、登山コースが何箇所か立ち入り禁止になっているのだそうです。
そのせいか観光客も少なく、ゆったりと見て回れたのがよかったのかもしれません。
紅葉の季節はもっときれいだそうですが、人出も多くなるそうです。

お天気も良くて大満足の旅でした。
が、食べるものは韓国料理以外はあまり選択の余地がなく、

帰る頃には体がキムチになりそうでした(笑)
朝ごはんにも「韓国風」を注文していた私が悪いのですが、、、(汗)
ちなみに、神興寺にあるコーヒーショップのコーヒーは絶品でした。
自家焙煎でドリップ式。オーナーのこだわりが隅々に見られるお店で、こんな田舎(失礼!)にこんな所が!と嬉しい驚きでした。

満開です

ソウルの桜の名所として知られているヨイド(汝矣島)に行ってきました。
ここのところの暖かさで、ほぼ満開。

今までは日本の桜の写真を指を咥えて見ているだけだったので、実際にお花見が出来るのに感激!

平日だったので人出はそれほどでもありませんでしたが、週末はさぞかし混雑することでしょう。
日本のように桜の下での宴会風景はありませんでした。
桜が歩道沿いに植えられているので、座るスペースがないからかもしれません。
それとも、韓国にはそういう習慣はないのでしょうか?

山の上にある我が家の庭にも桜の木があるそうなのですが、まだ全く咲いていません。
その代わりに木蓮が花盛りです。

こちらは我が家の華、ひめちゃん。
花に例えたら何でしょう?

う~ん、どう考えても桜や木蓮ではないし。
タンポポ?

、、、失礼ねっ! by 姫

慶州の春

ダンナのお姉さん夫婦がカナダから遊びに来たので、一緒に慶州に行って来ました。
木蓮が花盛り。その向こうに見えるのは古墳です。
大きな公園の中に23基もの古墳があります。
その中のひとつだけ、天馬塚というのだけが中が公開されています。

慶州は、その昔新羅の都があった場所です。
新羅は7世紀に百済と高句麗を征服し、朝鮮半島を統一しました。
その後、10世紀に高麗に征服されて滅亡しました。
朝鮮半島で政変が起こる度に、たくさんの人々が難を避けて日本に逃げて行ったそうです。

こちらは公園の外の通りの桜。
満開にはもう少しでしたが、古都の桜を楽しめて満足でした。

石窟庵。
7世紀半ばに立てられた石窟寺院です。
中には花崗岩を丸彫りしたそれはきれいな仏像が安置され、それを囲んで観音や菩薩像が彫られています。残念ながら撮影禁止でした。
建設当時は湿気などがこもらないような仕掛けになっていたそうですが、修復作業を間違ってしまい、現在はガラス張りで保護されています。ガラスが反射して見にくいのがとても残念でした。

日本人観光客の団体がいました。
がやがやと見ていた観光客が、仏像の前で一斉に頭を下げていたのが印象的でした。
日本人っていいな~って思いました。